警視庁八王子署は30日、東京都八王子市の路上で知人男性に殴る蹴るの暴行を加え、大ケガをさせたなどとして、特定抗争指定暴力団・山口組系弘道会若頭補佐で「遠藤組」組長、遠藤輝こと遠藤智容疑者(57)ら4人を傷害などの疑いで逮捕した。
遠藤容疑者ら4人は今年3月、八王子市の路上で58歳の知人男性に殴る蹴るの暴行を加えた上、近くのビルに連れて入って数十回殴るなどして、胸や鼻の骨を折る大ケガをさせた疑いがもたれている。調べに対し、遠藤容疑者ら2人は容疑を認め、ほか2人は黙秘している。
遠藤容疑者は男性と十数年前からの知人で、何らかのトラブルを抱えていたとみられ、たまたま路上で出くわしたところを襲ったという。