TOYOTA LANDCRUISER PRADO
HISTORY of CHANGE
プラド30年史
2020年で生誕30周年を迎えたランクルの弟分「プラド」。ランクルよりひと回りコンパクトな扱いやすいサイズと優れた走破性と快適性、ラグジュアリー性を備えることで一躍、人気ミドルクラスSUVの地位を獲得。そんな「プラド」30年の歴史を振り返ってみよう。
派生モデルとして誕生し、後に独自の高級路線に
高い走破性と耐久性により世界的な人気を誇る「ランドクルーザー」。初代の誕生は1954年。当初は2ドアボディのみの設定だったが、大型化ともに徐々に幅を拡げ、1984年デビューの70系では、大型4ドアボディ+高級装備の「ステーションワゴン」系、業務用途を想定した「バン」系、乗用ライクな「ワゴン」系の3車種をラインナップ。その「ワゴン」系がのちのプラドの源流となる。