警視庁は、大麻密売グループの指示役で、特殊詐欺の受け子グループのリーダー格でもあった指定暴力団・住吉会系「幸平一家十三代目」傘下組員・金子凌平容疑者(22)を、大麻取締法違反(営利目的)の疑いで逮捕した。
金子容疑者今年2月、東京都国立市の知人の家で乾燥大麻約518グラムと大麻リキッドおよそ7グラム、末端価格260万円相当を営利目的で所持した疑いがもたれている。この量はおよそ1050回分の使用量にあたる。
金子容疑者は、幸平一家傘下組員による大麻密売グループの指示役であったほか、特殊詐欺の受け子グループのリーダー格として、すでに今年3度詐欺の疑いで逮捕され、起訴されている。取り調べに対し、金子容疑者は「何で逮捕されるのか意味が分かりません」と容疑を否認している。