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【猫飼いTIPS】猫の抜け毛の理由と対処方法を考える

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猫にも換毛期があり、春と秋の年に2回訪れます。これからの時期は、保温性の高い冬用の下毛を生やす準備をします。通常、抜け毛は正常なものですが、愛猫の抜け毛対策を探している人も多いでしょう。

猫の抜け毛を完全に防ぐ方法はありませんが、グルーミングとフードの変更などにより、抜け毛掃除の時間を短縮できます。今回は、愛猫の抜け毛についてのお話です。

猫の抜け毛

抜け毛は、毛の長さに関係なく、猫の生涯における普通で自然な出来事です。猫の抜け毛は、1日のうちで日光に当たる時間(日照時間)に大きく影響されます。特に、暖房と冷房の両方が効いた室内で暮らす猫は、生体システムが温度調節に混乱するため、常に抜け毛のある状態になっていることがあります。

猫は自分で毛づくろいをするのが得意ですが、抜け毛を取り除くには人の手が必要です。猫は自分で毛づくろいをすると、抜け毛を飲み込んでしまい、毛玉(ヘアボール)の原因になります。毛玉は腸閉塞を引き起こす危険性がありますし、余分な抜け毛は絡み合ったり、分泌された皮脂とともに巨大な塊を形成します。

グルーミングでコントロールする

毛の量が多い猫ほど、お手入れの頻度が高くなります。毛の長さだけでなく、密度や「ふわふわ感」も重要な要素です。短毛の猫でも硬い塊ができ、最終的には毛をカットする必要があります。

メインクーンなど長毛種の猫は週に数回、ベンガルなど短毛種の猫には週に1度のグルーミングがよいでしょう。特に長毛種の場合は、胸、腹、脇の下、後ろ足、尻尾、背中につながるしっぽの付け根など、毛玉になりやすい部分の手入れが重要です。

正しいグルーミングツールの選択

自宅でのグルーミングに必要なものは、ピンが細~中程度の金属製コームを推奨しています。このコームは、猫のデリケートな皮膚を傷つけることなく古い被毛を取り除き、その下に隠れている絡まりやマットをすべてキャッチすることができます。

アンダーコートレーキやデマットレーキは、被毛を傷つけてしまい、塊の形成を促進してしまいます。また、デリケートな皮膚を損傷する可能性があります。

短毛種の猫にはグルーミングクローブ(手袋)もオススメです。撫でるだけで、本来なら抜けるはずの毛を大量にキャッチすることができます。

食事でコントロールする

バランスのよい健康的な食事をすることで、抜け毛を許容範囲内に抑えることができます。過剰な抜け毛を減らすには、健康な被毛の維持に必要な栄養素を摂取することです。それは、タンパク質と脂肪のふたつの主要成分です。

猫は真の肉食動物であり、ほかの多くの動物よりも多くのタンパク質を必要とします。そのため、ドライフードであれば、少なくとも45%のタンパク質を含むフードを与えるべきです。そして、タンパク質も動物性でなければなりません。タンパク質が不足すると、タンパク質でできている猫の被毛の調子が悪くなります。

必須脂肪酸(DHA、EPA、リノール酸など)は、健康な被毛の育成にも役立ちます。オメガ3およびオメガ6が含まれているフードを選びます。脂肪の含有量はドライフードで25~35%であることが望ましいとされています。体重が気になる場合は、この範囲の下限を目安にすることをお勧めします。

抜け毛が正常でない場合

愛犬の普段の抜け毛の量が把握できたら、次にその変化を観察してみましょう。抜け毛の量が増えているのか、減っているのか。突然多くなった場合は、健康状態に問題がある可能性があります。

白癬(カビ)、ノミ、アレルギー、偏った食生活、ストレス、妊娠など、さまざまな要因が猫の抜け毛を引き起こす可能性があるそうです。もし、大量の毛玉ができていたり、被毛を掻きむしっていたり、噛んだりしていた場合、速やかに獣医師に診察してもらいましょう。

抜け毛の飛散を防ぐために

家中が猫の毛だらけという状態を防ぐには、落ちているペットの毛を拾う、ペットの毛が舞わないようにすることです。

もっとも一般的なのは、掃除機をかけることです。住環境や頭数などに適した掃除機を選ぶとよいでしょう。その際に重視したいのは、ゴミの捨てやすさです。販売されている掃除機の集塵能力には大差ありませんが、集めたゴミ捨ての方法には大きな差があります。抜け毛などのゴミをしっかり圧縮すれば掃除作業も簡単に終わります。せっかく集塵したゴミが捨てる際に舞い上がっては元も子もありませんので。

空気清浄機を設置するのも効果的です。猫の毛は私たちの髪の毛よりも細く軽いので、室内をふわふわ漂うことがあります。猫の毛やフケは、アレルギーや喘息などの症状を悪化させる可能性があります。

エアコンのフィルターでは十分でないことが多いようです。単体の空気清浄機を設置することで、空気中の抜け毛やフケを集塵してくれます。いろいろな製品が発売されていますが、ペット家庭には空気清浄機能に特化しているものがよいでしょう。その際、空気清浄機の性能を示す世界基準である、米国家電製品協会(AHAM)のクリーンエア供給率「CADR」の指標が高い製品を選ぶと間違いはありません。

洋服や家具についた犬の毛を素早く取り除くには、粘着ローラーがオススメです。また、犬がよく使う家具や場所には、毛布やシーツをかけておくと掃除がしやすくなります。

まとめ

猫と暮らしていると、ニオイとともに抜け毛の対策は快適な住環境を維持するうえで避けては通れません。昨今のコロナ禍で家で過ごす時間が増え、これまで以上に気にする飼い主さんも増えたようです。また、新しくペットを迎えた飼い主さんが増えたことと比例して、「こんなはずじゃなかった」という理由で手放す人も増えています。

ペットとの健康で幸せな生活を送るためには、迎える前に、愛猫について学ぶことです。長毛種の猫は短毛種の猫よりも抜け毛が多いというのは迷信で、床に落ちた抜け毛や家具ついた抜けが目立つだけです。ブラッシングやコームで梳いてあげれば、抜け毛の量は少なくなります。このルーティーンワークは、猫との絆を深めることにもなります。

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