岐阜県警と警視庁の合同捜査本部は１日までに、特殊詐欺グループにインターネットを使って会話するIP電話回線を提供し、詐欺の手助けしたとして、準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバーとみられる自称会社員・山口明俊容疑者（３２）＝千葉県浦安市＝を電子計算機使用詐欺幇助の疑いで逮捕した。警察は山口容疑者の認否を明らかにしていない。
岐阜県警察本部
山口容疑者は、２０２２年９月に同容疑で逮捕・起訴されている通信事業会社「アシストライズ」＝東京都＝の代表で居酒屋店主・佐々木式部被告（５６）と、実質的経営者・大堤康至被告（５２）ら２人と共謀して、２０２１年１１月、岐阜県羽島郡岐南町在住の女性（当時６６）から介護保険料の返金名目でおよそ５０万円をだまし取った詐欺グループに悪用されると知りながら、IP電話回線の提供を仲介した疑いがもたれている。
「アシストライズ」は、詐欺グループなどに電話回線などを提供する「道具屋」とみられ、山口容疑者は特殊詐欺グループとの仲介役を担っていたとみられている。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
詐欺グループに電話回線提供 チャイニーズドラゴンメンバーを逮捕