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【猫飼いTIPS】猫には“第三のまぶた”があるのはご存じ?

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猫の目には瞼(まぶた)がふたつ以上あることをご存じですか? 上まぶたと下まぶたのほかに、普段は見えない第三のまぶたがあるのです。

じつは、この第三のまぶたの突出が、病気やケガのサインであるケースもあるのです。今回は、猫の“第三のまぶた”についてのお話です。

猫の第三のまぶたとは?

猫をはじめとする多くの哺乳類には、「瞬膜(第三眼瞼)」と呼ばれる第三のまぶたがあります。まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明または半透明の膜で、両目の目頭に位置しています。

第三のまぶたは通常、引っ込んでいて見えません。しかし、ある状況下では第三のまぶたが突出し、眼球を部分的に覆ってしまうことがあります。

猫の第三のまぶたが現れる理由

猫の第三のまぶたが見えることはめったにありません。多くの場合、第三のまぶたが突出するということは、何か異常があることを示しています。

猫の第三のまぶたが突出する理由はいくつかあります。正常とされるものもあれば、問題のあるものもあります。一般的に、猫の第三のまぶたが数時間以上突出していることに気づいたら、獣医師に相談することをオススメします。

眠そうにしているとき

猫がリラックスしているときや疲れているときに、第三のまぶたの一部が見えるのは普通のことです。寝ているときや起きた直後は、第三のまぶたが出ていることがあるかもしれません。猫が目を覚まして活動し始めると、まぶたはすぐに引っ込むはずです。

鎮静剤や麻酔をかけたとき

医療行為で麻酔や鎮静剤を使用した場合、極度の身体的リラックスにより、第三のまぶたが現れ、目を部分的に覆います。この効果は目覚めた後数時間続きますが、徐々に消えていくはずです。これは正常な状態であり、術後も3つめのまぶたが突出したままでない限り問題はありません。

結膜炎(ピンクアイ)

結膜は、まぶたの内側と目の前を覆っている薄く透明な粘膜です。結膜炎は、結膜の炎症を意味し、「ピンクアイ」とも呼ばれます。結膜炎は、感染症やアレルギー、怪我、または眼への刺激物によって引き起こされることがあります。結膜炎が原因で炎症が起こり、第三のまぶたが突出することも稀ではありません。結膜炎の治療には、抗生物質やステロイドを含む薬用点眼薬や軟膏が使用されます。

角膜潰瘍

角膜は透明で、虹彩と瞳孔を含む眼球の前面を覆っています。角膜潰瘍は、角膜にできた傷で、目の痛みや炎症を引き起こし、第三のまぶたが出ることもあります。角膜潰瘍は通常、擦り傷や引っかき傷、刺し傷など、眼球への傷によって引き起こされます。角膜潰瘍はすぐに重症化する可能性があり、獣医師の治療が必要です。

ぶどう膜炎

ぶどう膜は眼球の内側にあり、多くの血管を含んでいます。このぶどう膜に炎症が起こることをぶどう膜炎といいます。眼球が赤くなり、痛みを伴うこともあります。影響を受ける場合と受けない場合があります。

緑内障

緑内障は、さまざまな原因で視神経が圧迫・障害されることで発症しますが、多くは眼圧が上昇して痛みを伴う目の病気です。これは、房水(角膜と水晶体の間で循環する液体)が適切に排出されないために起こります。過剰な圧力は視神経に損傷を与え、失明に至ることもあります。緑内障に伴い、第三のまぶたに炎症が起こることがあります。

チェリーアイ(三眼瞼腺脱出)

第三のまぶたには分泌腺があり、これが炎症を起こして赤く腫れあがり、目頭に丸い突起があるように見えることがあります。その様子がさくらんぼ(チェリー)のように見えるためチェリーアイといいます。ほとんどの猫では比較的まれな病気ですが、バーミーズではよく見られます。チェリーアイの治療には手術が行われます。

ホルネル症候群

ホルネル症候群は、脳と眼をつないでいる神経線維が分断されることによって引き起こされる神経疾患です。目や顔の筋肉に影響を与え、目が左右非対称に見えます。第三のまぶたが片方の眼で非常に目立つことが多いです。まぶたが垂れ下がり、眼球自体が陥没しているように見えます。ホルネル症候群は、外傷や腫瘍が原因の場合もありますが、原因が特定できない場合もあります。この症状は自然に治ることもあります。

まとめ

猫の第三のまぶたが突出していてるのに気付き、それが睡眠やリラックスなどによるものではないと思われる場合は、何か問題がある可能性があります。

もし、あなたの猫がほかの病気の兆候を示しているのであれば、検査を受けるのが一番です。自己判断で対応すると、事態を悪化させる可能性があります。目の病気は、悪化の一途をたどることがあるので、かかりつけの動物病院で診察しててもらいましょう。

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