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千葉地裁(福家康史裁判長)で10日、2020年10月に千葉県印西市の防火貯水槽内で左足首が切断された男性の遺体が見つかった事件で、殺人と死体損壊・遺棄などの罪に問われた、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下、「二代目大昇會」幹部で「二代目藤本組」組長・森義明被告(65)の判決公判が開かれ、福家裁判長は、被告が犯行を指示するなど重要な役割を果たしたとして、懲役22年(求刑・懲役30年)の実刑判決を言い渡した。
千葉地方裁判所
この事件は、森被告が仲間と共謀し20220年10月18日、千葉市花見川区の駐車場に止めた車の中で、会社員・宮内孝介さん(当時46)=千葉県成田市=の首などを刃物で複数回突き刺すなどして殺害し、同月21日に千葉県八千代市の空き地に止めた車の中で左足首を切断し、遺体を印西市の防火貯水槽内などに遺棄したとされる。
判決で福家裁判長は、「当時の状況や被告から電話で指示を受けたとする実行役の供述などから、殺害を首謀したと認められる」として、森被告に懲役22年の実刑判決を言い渡した。一方、弁護側は判決を不服として控訴する考えを示した。
千葉地方裁判所は、この事件で逮捕された6人のうち実行役の2人を有罪、共犯とされた3人を裏付ける証拠がないとして無罪としている。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
貯水槽遺体遺棄 住吉会系幸平一家傘下幹部に懲役22年の判決