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【犬飼いTIPS】犬も白癬になる!? 的確な治療と予防で家庭内蔓延を防ごう

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白癬は、真菌(カビ)によって引き起こされる皮膚疾患です。白癬は感染力が強く、時間の経過とともに悪化するため、症状が表れたら早期に治療を受けることが重要です。

白癬とは

白癬(皮膚糸状菌症)は、膚糸状菌と呼ばれるカビの一種によって引き起こされます。被毛や皮膚、爪の表層に生息し、それらのタンパク質を栄養源としています。

皮膚に円形の脱毛やただれができることから、英語では「Ringworm(リングワーム)」と呼ばれています。

白癬は猫に多く見られますが、犬にも感染することがあります。白癬は人獣共通感染症であり、愛犬があなたに白癬をうつすこともあれば、その逆もあります。

白癬の徴候

すべての犬が白癬を発症するわけではありません。通常、健康な皮膚と免疫力を持つ犬や人間には白癬菌の感染は定着しにくいのです。しかし、犬が白癬菌に感染しやすくなる要因もあります。

年齢

子犬やシニア犬は免疫力が弱く、白癬菌に対する抵抗力が弱い。

生活環境

保護施設、ペットショップ、犬舎など犬が集団で生活する場所の場合、感染する可能性が高くなる。

治療・投薬

病気の治療中や投薬によっては、細菌を撃退する免疫系の能力を低下させる可能性がある。

行動

土を掘るのが好きな犬は、土の中の真菌の胞子(目に見えない細胞)に接触しやすい。

犬種

ボストンテリアやヨークシャーテリア、ジャックラッセルテリアは白癬菌に感染しやすい。

白癬の症状

白癬の症状は、感染してから3週間ほどで現れます。症状がもっともよく見られる場所は、犬の顔、耳、足、尾です。

犬の白癬の初期には、異常な斑点は1~2つしかないかもしれません。円形の脱毛とピンク色斑点や、潰瘍、糜爛(びらん)が見られます。ただし、必ずしも円形ではなく、ニキビ状のぶつぶつに見えたり、かさぶたができたりすることもあります。

通常、白癬はかゆみを伴いませんが、犬によっては掻いてしまう場合があります。爪が折れやすくなったり、乾燥してザラザラしもろくなるのも白癬の徴候です。治療しないと感染が広がり、広い範囲が脱毛したり、魚鱗癬(うろこ状の皮膚)ができることもあります。

白癬の診断

白癬の治癒には時間がかかるので、治療は早ければ早いほどよいでしょう。重要なのは、獣医師による適切な診断によってほかの皮膚疾患の可能性を除外することです。

動物病院では、まずウッド灯(ブラックライト)を使います。紫外線を照射すると、白癬菌が青白く発光します。

しかし、青白く発光しない場合でも白癬の可能性はあります。その際は、被毛や皮膚を採取して顕微鏡で白癬菌の有無を確認します。 さらに、培養検査やPCR検査を勧められることもありますが、検査結果が出るまでに時間がかかることもあります。

白癬の治療

獣医師は通常、複数の抗真菌薬を組み合わせて猫の白癬を治療します。治療薬には、外用薬(皮膚に直接塗布する)もあれば、内服薬(口から飲む)ものもあります。

薬浴もよいでしょう。ただし薬浴後は、しっかり乾かすことが重要です。また、市販されている白癬治療薬を自己判断で使うのは注意が必要です。それらはの多くは、効果が実証されていないからです。

白癬を治すもっとも確実な方法は、たとえ皮膚や被毛の状態が良くなったとしても、治療計画に従うことです。治療は数週間から数カ月続きます。

自己判断で治療をやめてしまうと、白癬が再発してしまいます。獣医師は経過観察の際に、白癬菌がまだ残っているかどうかを検査します。

白癬の蔓延を防ぐには

白癬は、ほかの動物や人に感染する可能性があります。重要なことは、家庭内で白癬が蔓延しないようにすることです。

治療期間中は、犬との過度な接触は避けましょう。触れたあとは必ず手を洗いましょう。また、感染した犬はほかのペットから隔離することも大切です。

白癬菌の胞子が拡散した可能性のある場所やモノをクリーニングすることが重要です。床面は掃除機をかけて、除菌・防カビ効果のある溶剤で拭く。愛用するベッドや洋服など布製品は洗濯する。食器やおもちゃ、コームなどは洗って除菌しましょう。

ただし、アルコールや塩素系薬剤など、犬にとって安全ではないものは避けましょう。天然由来成分で舐めても安全なものを選ぶことが大切です。

屋外で過ごす時間が長い犬は、白癬の感染を防ぐために、週に1度程度のシャンプーや薬浴が必要になる場合もあります。犬の被毛や皮膚に害のないシャンプーで洗ってあげましょう。

まとめ

白癬の治療には努力と忍耐が必要です。愛犬の皮膚がキレイになり、白癬が広がらないようにするには、獣意志の治療計画に従うのが一番早い方法です。

白癬の治療や家の消毒にはつねに気を配る必要がありますが、継続的な努力は最終的には報われます。梅雨は湿気の多い時期でもあり、感染リスクも高まります。湿度管理とともに、彼らと生活する空間はつねに清潔にしておくことが大切です。

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