愛知県警、三重県警の合同捜査本部は、愛知県名古屋市内で許可を得ずにキャバクラ店を営業し、いわゆる「ぼったくり」行為をしていたとして、風俗店経営・屋代健太郎容疑者(24)=名古屋市東区=ら男5人を逮捕した。県警は5人の認否を明らかにしていない。
屋代容疑者らは、名古屋市中区錦3丁目で風俗営業の許可を得ずにキャバクラ「ラウンジ響」を営業し、女性従業員にボックス席で接客させるなどした疑いがもたれている。5月にこのキャバクラ店への客引き行為をした疑いで男2人が逮捕され、無許可営業が発覚した。このキャバクラ店は今年2月から6月までで約1500万円を売り上げていたという。
また、屋代容疑者は名古屋市の繁華街・錦三地区で同様の店を10店舗以上経営していて、その界隈では「ヤシロ・グループ」、「ケンタロウ・グループ」などと呼ばれ、50代の男性客1人に「1セット3000円」などと説明しながら飲食代金83万円を請求するなど、名古屋市内の飲食店で起きた大半のぼったくり被害に関わっていたみられている。警察には、今年1月から栄地区だけで74件のぼったくり被害の相談が寄せられていた。
県警は、売上金の一部が暴力団に流れていたとみて捜査を進めている。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
無許可営業のキャバクラ店摘発 「1セット3000円」が83万円など名古屋の大半のぼったくり被害に関与