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警視庁捜査１課は６日、２０２３年３月に東京都豊島区東池袋のマンションの一室に５人組が押し入り、現金約１０９万円などが奪われた事件で、強盗の依頼者と犯行の指示役の間を仲介したとして、指定暴力団・松葉会系「上萬一家九代目」幹部で、「野口三代目澤上組」組長・沢上勇容疑者（５１）＝東京都江戸川区南葛西＝を強盗致傷容疑などで逮捕した。この事件での逮捕者は９人目。
警視庁本部
沢上容疑者は、すでに同容疑で逮捕されている不動産会社役員・王櫟硯容疑者（５９）＝中国籍・東京都多摩市関戸１丁目＝らの依頼を受けて、強盗致傷罪などで起訴されている準暴力団・チャイニーズドラゴン創設期メンバーで、「府中怒羅権」創設者・汪楠被告（５１）に仲介役として襲撃計画を持ち掛けたとみられている。同課のその後の捜査から、携帯電話の解析や供述などから沢上容疑者の関与が浮上した。事件の計画にも携わったとみている。
沢上容疑者に犯行を依頼した王容疑者は、被害者との間に金銭トラブルを抱えていて、汪被告の地元に住んでいる沢上容疑者が襲撃計画を持ち掛けたとみられている。
この事件は２０２３年３月２１日、豊島区東池袋２丁目のマンション一室にある会社事務所に、５人組がガスの点検業者を装って押し入り、中国籍の男性社長（５０）ら２人に殴るなどの暴行を加え、約３週間のケガを負わせた上、結束バンドで手足を縛って現金約１０９万円とパソコン５台など計１９点（約１５３万円相当）を奪ったとされている。
沢上容疑者は「私には関係のない話だ」などと容疑を否認しているが、警視庁は詳しい経緯などを調べている。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
池袋強盗事件 指示役の「ドラゴン」創設期メンバーに強盗依頼を仲介 松葉会傘下幹部を逮捕