鹿児島県警は20日、2023年11月に鹿児島市のインターネットカジノ店が摘発され5人が逮捕された事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下十代目稲葉地一家幹部で、「松同組」組長・松下光生容疑者(65)=鹿児島市武=と、会社員の男(51)=東京都文京区=2人を常習賭博の疑いで逮捕した。県警は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。
松下容疑者ら2人は、鹿児島市樋之口町など市内3か所のインターネットカジノ店で、客に違法なバカラ賭博やスロットをさせていた疑いが持たれている。この3つの違法カジノ店は2022年3月から2023年11月の間で、合わせて約1億6000万を売り上げていたとみられている。
この事件は2023年11月、鹿児島市の集合住宅の一室でインターネットカジノ店を運営し、客に金を賭けさせてバカラやスロットなどの賭博をさせていたとして5人が逮捕されていた。県警のその後の捜査から、松下容疑者と会社員の男が事件に関与していた疑いが強まり逮捕した。
県警は、違法カジノで得た収益が暴力団に流れていた可能性もあるとみて、金の流れや主犯格の特定など全容解明を進めている。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
違法ネットカジノ店摘発で 新たに山口組系弘道会傘下「稲葉地一家」幹部ら2人を逮捕