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愛犬の元気を奪うサイレントキラー。知っておきたい「炎症」のサインと対策

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愛犬が毎日元気に尻尾を振り、散歩を楽しんでくれることは、飼い主にとって何よりの喜びです。しかし、その健やかな生活を陰で脅かす可能性があるのが「炎症」です。

炎症と聞くと、怪我や病気で赤く腫れるような目に見える症状を想像するかもしれませんが、特に警戒すべきは体内で静かに進行する「慢性炎症」です。気づきにくく、さまざまな病気の要因となり得ます。

今回は、愛犬の健康寿命を守るうえで欠かせない「炎症」について、基本的なしくみから見落としがちな徴候、主な原因、日常でできる予防・管理の方法までをわかりやすく紹介します。

炎症とは? 「守る火」と「くすぶる火」

炎症とは、本来、病原体や損傷した細胞、刺激物などの有害なものから体を守るために起こる自然な防御反応です。その目的は、有害な刺激を排除し、傷ついた組織を修復することにあります。

たとえば散歩中にできた軽い擦り傷や虫刺されの部分が赤く腫れ、熱を持つのは、治癒プロセスが働いている証拠です。これらは「発赤」「腫脹」「熱感」「疼痛」「機能障害」と呼ばれる炎症の古典的な五大兆候として知られています。

ただし、炎症には二面性があります。まずは、急性炎症です。怪我や感染に対して短期間で迅速に反応し、治癒や感染防御に役立つ「必要な火」です。もうひとつは、慢性炎症で、急性炎症が解決せず長期化する、または弱い炎症が持続する状態でいわば体内で小さな「ボヤ火災」が消えずに、延々とくすぶり続けているような状態です。

急性炎症が体を守るために不可欠であるのに対し、慢性炎症は組織に継続的な損傷を与え続け、関節炎、炎症性腸疾患(IBD)、アレルギー、がん、心臓病、腎臓病など多くの疾患の根本原因になると考えられています。

慢性炎症は、しばしば「サイレントキラー」とも呼ばれます。なぜなら、その徴候が非常に微妙で、愛犬が痛みを訴えないまま進行し、病気になって初めて危険性が明らかになることも少なくないからです。

愛犬が出す「炎症」のサイン

炎症のサインは人間と同じように犬にも現れますが、被毛に覆われているため見分けにくいものです。また、犬は本能的に痛みや不快感を隠そうとする傾向があり、大好きな飼い主さんの前では無理をして明るく振る舞うことさえあります。そのため、些細な変化にも注意が必要です。主な徴候は次のとおりです。

全般的な変化

【活動性の低下】
以前ほど遊ばない、散歩を嫌がる、寝ている時間が増えるなど。
【食欲の変化】
食事の量が減る、特定の食べ物を避ける、食べ方に変化が見られるなど。
【行動の変化】
触られるのを嫌がる、攻撃的になる、または逆に過度に甘えるようになるなど、普段と異なる振る舞いなど。

身体システム別の症状

【皮膚】
手足の先をずっと舐めている、顔をカーペットにこすりつける、皮膚の赤み、フケ。
【関節】
跛行(足を引きずる)、ジャンプや階段の昇降を嫌がる、座り方が変わる(横座りになる)。
【消化器系】
慢性的な軟便や下痢、体重減少、散歩の際に草をよく食べる。
【呼吸器系】
咳・くしゃみ・鼻水、呼吸が速い・荒い、睡眠時のいびきが大きくなった。
【目・耳】
目やにの増加、白目の充血、繰り返す外耳炎(耳の赤み・ニオイ)。

これらは局所的な炎症の兆候であると同時に、食事や腸内環境、ストレスが引き起こす全身性炎症の表れであることもあります。繰り返す皮膚トラブルや外耳炎は、じつは全身の炎症と関連している場合も少なくありません。

炎症の原因

炎症は、単一の原因によって引き起こされることは稀で、むしろ食事・環境・遺伝・ライフスタイルなどが複合して作用します。炎症を引き起こす、または悪化させる主な要因は以下のとおりです。

【感染症と怪我】
細菌、ウイルス、真菌、ノミ・ダニ、外傷、異物など。
【アレルギー】
花粉やハウスダスト、特定の食物に対する過剰反応。
【自己免疫疾患】
免疫が誤って自身の組織を攻撃することによる慢性炎症。
【食事要因】
酸化した油、炭水化物過多、添加物の多いおやつなど。
【肥満】
脂肪組織から分泌される物質が慢性炎症を促進する。
【歯周病】
口腔内の炎症が血流を介して全身へ影響を与えることがある。年齢を重ねた犬で問題になりやすい。
【環境毒素・アレルゲン】
除草剤、タバコの煙、排気ガスなどの影響。
【加齢・遺伝】
年齢とともに低レベルの炎症が増える「炎症老化」や、特定犬種的なリスク。

炎症の予防:今日からできる「消火活動」

炎症リスクを軽減し、愛犬の健康を維持するには、日々の生活における予防策が重要です。これらは治療の代替ではありませんが、効果が期待できます。

食事面での工夫

食事は、体内の「火」を大きくすることも、小さくすることもできます。加工度の高い食品や炭水化物が多い食事、オメガ-6脂肪酸とオメガ-3脂肪酸のバランスが崩れた食事は、全身性炎症を促進する可能性があります。愛犬のために、以下のような成分を意識してみましょう。

・ホールフード(新鮮な肉や魚)
・脂肪(フィッシュオイルや亜麻仁油などのオメガ-3脂肪酸)
・抗酸化物質(ビタミンE・C、カロテノイドなど)
・プロバイオティクス・プレバイオティクス

生活習慣の見直し

食事だけでなく、日々の過ごし方も炎症反応に大きく影響します。

【体重管理】
適正体重を維持することで関節負担と慢性炎症のリスクを下げます。
【適切な運動】
毎日の散歩や遊びで血流を促し、炎症を抑える効果が期待できます。※過度な運動は逆効果になることがあるため注意が必要です。
【ストレス対策】
安定した生活環境、飼い主とのスキンシップ、安心できる寝床は心身の安定に有効です。
【定期検診】
血液検査や尿検査、歯科チェックなどの定期検診で早期発見につなげましょう。些細な変化でも獣医師に相談することが大切です。

これらの対策は対症療法の補助に留まらず、細胞レベルで炎症を抑える効果が期待でき、長期的には薬への依存を減らす助けにもなります。

まとめ

炎症は本来、体を守る反応ですが、慢性化すると多くの病気を引き起こす「火種」となります。兆候は散歩時の歩き方や皮膚の状態、食欲や排泄の変化など、日常のささいな行動の変化に現れます。

食事(質や水分)、肥満、歯周病、環境ストレスなどが絡み合うことが多く、ウェットフードの活用や食事の質向上、環境整備、ストレス軽減といったホリスティックな対策が効果的です。

愛犬は言葉で痛みを伝えられません。今回の知識を日常のケアに活かし、小さな変化に気づくことで、大切な家族とより長く健やかな時間を守ってください。

元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
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