ベースカー | VWザ・ビートル カブリオレ ’13年型 |
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協力 | エアリアルオートワークス ☎0565-21-9777 www.airreal.jp |
Special Thanks | Area Big:O、TM Auto Service |
心に残るカスタムを紐解くと大切な要素にたどり着く。
語りたくなる“ストーリー”、引き込まれる“アート”、膝を打つ“アイデア”。
そんな背景と琴線に触れるカスタムには、必ずそれなりのこだわりがあるものだ。
愛知のエアリアルオートワークスが手がけた、ザ・ビートルのカスタムテーマとなったのは、ズバリ「海の似合うクルマ」。
ターコイズっぽいボディカラーは「ハワイアンブルー」をイメージ。
ハワイの道をオープンカーで走ったら気持ちよさそ〜♪ をコンセプトに、乗って楽しいクルマを目指して製作している。
もちろん、カスタムプランもこだわり満載。
ラインが純正っぽさを残しているので、一見分かりにくいが、ノーマルと並ぶと明らかに巨大なフェンダーは、実に10J&11・5Jを丸飲みするまでファットにサイズアップされている。
その中にキレイに収まるホイールだが、これがなんと、レーザー切削されたワンオフのブロケイドホイール!!
しかも、超有名画家Rin‐Ben氏に描き下ろしてもらった花柄模様をディスクいっぱいに再現したというから驚き。
見る人が見たらわかるコイツのインパクトは、美術館でアートを見る感覚と同じだ。
さらに室内のドアトリムは徹底して削って磨きをかけ、ペインターBig:O氏にオファーし、大好きなアメコミをエアブラシにて描写。
ほかにもエンブレムやサイドのガーニッシュなどをゴールドにするなど、ペイント技もこのクルマの見どころとなっているのだ。
さりげなくワイドなオバフェンルックのドシャコタンながら、ポイントポイントでアートを感じさせる、このザ・ビートル。
確かに、オシャレなハワイアンガールがハングルーズをしながら道を譲ってくれそうな雰囲気アリアリだ。
バンパー類はすべてひと手間かけた加工モノ
一見、なんの変哲もなくみえるが、実はノーマルフェンダーから大幅にサイズアップしたフェンダー。
前後のバンパーは、アルピール製をチョイス。
さらに8ピースの別体オーバーフェンダーキットを装着し、後付け感のあるラインをすべてファイバーワークでスムージング加工している。
各所のメッキ部にカラークリアを吹いてゴールドっぽく演出。
VWエンブレムやサイドステップはその証しで、さらにサイドガーニッシュにはキャンディゴールドもペイント。
USオプションとなるデイライト仕様のヘッドライトもイエローでペイント加工し、全体をブルー×ゴールドでコーディネート。
インテリアにはアメコミキャラをビッシリ!
カスタムペインター、AREA-Big:O氏の手によるアメコミキャラクラーのエアブラシが描かれたドアトリム。
對馬サンの大好きなベティちゃんをサプライズでドア先端あたりにさりげなくIN。
数多くのキャラクターに囲まれ、ちょうど目線の位置がキャラクターの勢ぞろいするポジションとなるように配置。
手数自体は多くないが、製作にあたってのしっかりとしたストーリー性と、著名なペインター&画家によるアート志向、それらをうまく車体に落とし込んだアイデアが光る。
目の付けどころが唯一無二で、各種カルチャーを詰め込んだ遥か先ゆくセンスに思わず脱帽!
足回りにはエアリフトのエアサスをセット。日常での使い勝手を考慮し、アキュエアーでマネージメントする。
ワンタッチの車高メモリーの快適さを存分に享受している。ラゲッジには、5ガロンのエアタンクが鎮座する。
シャコタン深イイエピソード
超有名画家Rin-Benがデザインしたオンリーワンのブロケイドホイール
ブロケイド・BL-01(18×10/11.5J)は、ファイバーワークでキレイにスムージングされたオバフェンにピタリとマッチ。
そしてこのクルマでもっともこだわったポイントなのがホイールの“ケズリ”。
一円玉のようなBL-01に、超有名画家のRin-Ben氏が、このホイールのためにと描き下ろした花柄模様をレーザーで切削。
唯一無二な世界観を披露する!!
【OWNER】對馬由起サン│(愛知県豊田市)
エアリアルオートワークスのスタッフである對馬サン。
アメ車好きな彼女の現在の足が、このザ・ビートルだ。
カマロやセンチュリーなどクルマ好きを唸らせる渋めの愛車を歴代転がす、無類のクルマ好きだ。
芸文社 / カスタムカーvol.471
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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
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