警視庁四谷署は、全国で7500万円相当をだまし取っていた特殊詐欺グループのリーダー格とみられる指定暴力団・住吉会系組員ら男2人を逮捕した。
逮捕されたのは、住吉会系組員、桑田敏容疑者(37)と、飲食店経営の越智悠行容疑者(38)。桑田容疑者は容疑を否認、越智容疑者は認否を留保している。
警視庁によると、2人は2016年、仲間と共謀のうえ、横浜市の女性(当時58)に、「有料動画サイトの登録料が未払いになっている」とうその電話をかけ、Amazonギフト券25万円分相当をだまし取った疑いが持たれている。
桑田容疑者らは、12人で構成される特殊詐欺グループのリーダー格とみられ、グループによる被害が、去年10月までに約90件、7500万円相当にのぼるとみて調べている。