[週刊少年ジャンプ02号]
(コミックス派はネタバレにご注意)
第998話“古代種”感想。
〇マルコの青い炎でウィルス増殖ストップ
〇技名「鳳梨礫(なしのつぶて)」の由来
〇“飛び六胞”は全員がゾオン系古代種の能力者
〇ブラックマリアは「ロサミガレ・グラウボゲリィ」
〇ササキは「トリケラトプス」
〇フーズ・フーは「サーベルタイガー」
〇“七武海”ジンベエとフーズ・フーの邂逅はいつ?
〇カイドウを殺しにきたエース
マルコの青い炎でウィルス増殖ストップ
なんの説明もせずにチョッパーに青い炎を放つ…
そりゃゾロとブルックに攻撃されちゃうよ、マルコさん!笑
だけどそのお陰で、一時的にウイルスの増殖を止める事が出来た。
これはマルコの青い「再生の炎」の本来の特性だよね。
不死鳥の炎は他者に大きな影響は与えられないけど、その者の持つ再生力を上げる事が出来る。
ウイルスによって体温が下がってる状態を、青い炎により患者の熱を引き出しウイルスを抑える体温まで持ってきた。
ゾロがアプーを倒して手に入れた「抗体」もあるし、ミンク族の医者ミヤギと看護師トリスタンが製薬の準備もしてくれてて「氷鬼ウイルス」についてはなんとかなりそうだね!
現場にはそこを守護するドレークもヤクザ衆も居るし、割と安心感ある。
技名「鳳梨礫(なしのつぶて)」の由来
マルコが、氷鬼ウイルス感染者達に一斉に青い炎を浴びせた「鳳梨礫(なしのつぶて)」という技。
「梨の礫」とは、返事がない・応答がない等の意味で用いられる言い回し。
投げた小石は返ってこない事から、つぶてのように音沙汰がないことを「なしのつぶて」と言うようになった。
「梨」は「無し」に掛けた語呂合わせで特に意味はない。
ただし、「無しの礫」では「何も無いものを投げること」になって意味をなさないため、形のある「梨」を用いて「梨の礫」としなければならない、とある。
ちなみに、鳳凰(フェニックス)の「鳳」に「梨」で「パイナップル」という意味。
パイナップル・マルコに掛かっていて面白い!
「鳳梨(パイナップル)」=マルコの、不死鳥の炎(他者に大きな影響は与えられない)を「礫」と表現し、それを周囲に(帰って来ない前提で)投げつける事からこの技の名前を付けたのかな。
“飛び六胞”は全員がゾオン系古代種の能力者
今回のサブタイトルは“古代種”。
それに則してこの度、“飛び六胞”全員の能力がついに明かされた。
全員がゾオン系古代種の能力者だ。
能力者 | 悪魔の実 | モデル |
---|---|---|
ドレーク
|
リュウリュウの実
古代種 |
アロサウルス
|
ページワン
|
リュウリュウの実
古代種 |
スピノサウルス
|
うるティ
|
リュウリュウの実
古代種 |
パキケファロサウルス
|
ササキ
|
リュウリュウの実
古代種 |
トリケラトプス
|
ブラックマリア
|
クモクモの実
古代種 |
ロサミガレ・
グラウボゲリィ
|
フーズ・フー | ネコネコの実 古代種 |
サーベルタイガー |
第929話のラストに“飛び六胞”を指して「恐竜軍」というアオリ文が使われてたり、ヒョウ五郎が「“飛び六胞”って恐竜達」と言っていた事から、全員が「恐竜」の能力者なのかなと思っていたけど、蓋を開けてみれば「古代種」縛りだったね。
特にブラックマリアのモデルは完全に初めて聞いた名前だし、どんな蜘蛛なのかよくわからない。笑
ブラックマリアは「ロサミガレ・グラウボゲリィ」
さて、それでは今回明らかになった“飛び六胞”の能力者達について、私見を書いてみたい。
まずはブラックマリアの「ロサミガレ・グラウボゲリィ」について。
ググってもあまり情報がないこの蜘蛛だけど、尾田先生は何故こんなマイナーな生物を取り上げたのかな?
そもそも昆虫系は纏めて「ムシムシの実」で構成されてるのかと思っていたけど、「蜘蛛」だけ独立してんだね。
ちなみに、トンタッタ族のカブさんとビアンがムシムシの実の能力者。
「ムシムシの実 モデル:蜘蛛(スパイダー)」ではなく敢えて「クモクモの実」を出してきたのは、百獣海賊団幹部を「古代種」縛りにしたかったからかな?
「ムシムシの実の古代種」ってなったら、対象が広くなりすぎちゃうからね。
まぁ、悪魔の実の名前にそこまで意味はないかも。
ちなみに今回登場したブラックマリアの状態は人獣型にあたるのかな?
だけど主人格が2つある感じでSMILE能力者っぽくもあるんだよね。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ワンピース 第998話“古代種” 感想