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ペットフードのエリスリトールは本当に安全? 愛犬・愛猫への効果とキシリトールとの違いとは

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最近、「エリスリトールが心臓発作や脳卒中、さらには脳細胞にリスクをもたらす可能性がある」というニュースを目にして、不安に感じた方もいるかもしれません。

愛犬や愛猫が毎日口にするペットフードやおやつ、デンタルケア製品にも「エリスリトール」の表記を見かけることがあり、「本当に安全なの?」と心配になるのは当然です。大切な家族であるペットの健康に関わることだからこそ、正確な情報を知りたいですよね。

結論から言うと、現時点での科学的知見では、ペット用製品に含まれる量のエリスリトールは、犬や猫にとって安全であると考えられています。

今回は、なぜ安全と考えられるのか、ペットに危険な甘味料として知られるキシリトールとの違い、そしてペット製品に使われる理由を、分かりやすく解説します。

多くの飼い主さんが甘味料に不安を抱くのは、キシリトールの危険性が理由です。キシリトールは人間用のガムや歯磨き粉に広く使われていますが、犬が摂取すると深刻な事態を招きます。

犬の体はキシリトールをブドウ糖と誤認し、血糖値を下げるホルモンであるインスリンを急激かつ大量に分泌します。その結果、摂取後30分ほどで命に関わる低血糖に陥り、嘔吐、ふらつき、痙攣などの症状が現れます。さらに高用量の場合は急性肝不全を起こすことも報告されています。猫も同様にキシリトールに対して毒性を持つため、絶対に与えてはいけません。

一方、エリスリトールはキシリトールと同じ「糖アルコール」の仲間ですが、体内での働きが根本的に異なります。エリスリトールは果物やキノコ、味噌やワインなどの発酵食品にも含まれる天然由来の成分です。

最大の特徴は、犬や猫が摂取してもインスリンの分泌を刺激しない点です。そのため、キシリトールのような危険な低血糖を引き起こす心配がありません。摂取されたエリスリトールの大部分は体内で代謝されず、尿として速やかに排出され、体に蓄積されることもありません。この性質により、犬を対象とした複数の安全性試験で高い忍容性が確認されています。

では、なぜペットフードやケア用品にエリスリトールが使われているのでしょうか。その理由は、安全性に加え、ペットの健康に良いとされる科学的根拠があるからです。

嗜好性の向上

一つは嗜好性を高める目的です。ほんのりとした甘みは、ペットの食べつきを良くするのに役立ちます。 

口腔ケアのサポート

そして、近年特に注目されているのが、お口の健康をサポートする働きです。犬や猫の多くが悩む歯周病は、口臭や痛み、歯の喪失、さらには全身の健康にも影響する深刻な病気です。主な原因は口腔内の悪玉菌です。エリスリトールには、この悪玉菌の増殖を抑える効果があることが、岐阜大学の研究で明らかになりました。

研究によると、その効果は人用の口腔ケアで有名なキシリトールや治療で使われる抗生物質に匹敵しながら、ペットには安全に使えるのが大きなメリットです。実際、エリスリトール配合のジェルを歯周病の犬に使ったところ、口内の悪玉菌が減り、細菌バランスが改善した報告もあります。

皮膚の健康維持への可能性

さらに、エリスリトールの効果は口腔ケアだけにとどまりません。皮膚の健康維持にも役立つ可能性が示唆されています。皮膚の善玉菌を増やし、膿皮症などの原因となる悪玉菌の増殖を抑えることで、皮膚のバリア機能をサポートする働きが期待されいます。 特に、抗生物質が効きにくい耐性菌(MRSPなど)に対しても効果が示されており、薬剤耐性菌問題への新たなアプローチとして注目されています。

このように、エリスリトールは単に「安全な甘味料」というだけでなく、ペットのQOL(生活の質)を高める可能性を持つ「機能性成分」として、様々な製品に活用されています。

冒頭で触れた、ヒトでの心血管リスクや脳細胞への影響に関する報道は、直ちにペットの危険に直結するわけではありません。

心血管リスクの研究は、元々疾患リスクの高い人を対象にしており、血中濃度の高いエリスリトールが食事由来か体内生成かは区別されておらず、摂取が直接の原因と証明されたわけではありません。また、脳細胞への影響を調べた研究も、培養されたヒト細胞に大量摂取した場合を想定した実験です。

動物種の体の仕組みの違いや、ペット製品に含まれるごくわずかな量を考慮すると、現時点では過度に心配する必要はないでしょう。

私たち飼い主にとって重要なのは、成分に関する正しい知識を持つことです。エリスリトールは安全性が高く、有益な働きも期待できる成分ですが、最も警戒すべき「キシリトール」との違いを理解し、人間用のお菓子などを誤ってペットが口にしないよう注意しましょう。

製品を選ぶ際は、成分表示をよく確認し、愛犬・愛猫の健康状態に合わせて最適なものを選んであげてください。

元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
ペットフードのエリスリトールは本当に安全? 愛犬・愛猫への効果とキシリトールとの違いとは

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