下地処理の差がモノを言うコーティング
いまや、自動車の洗車において「ボディコーティング」は当たり前の存在になった。汚れがつきにくく、塗装面を強力に保護してくれるなど、新車時から施工している人も多いだろう。最近では施工してくれる場所も増えているが、最も目にするのがガソリンスタンドだろう。その内容を見ると、同じコーティングなのだが専門店に比べると価格はリーズナブルなのが一般的だ。では、プロの専門店とどこが違うのだろうか。
まず、コーティングの作業自体を改めて紹介すると、まずは洗車で汚れを落としたら、コンパウンドとバフを使って磨き上げる。この段階で塗装表面はコーティングの下地として完成されていて、そこに液剤を塗り込んで乾燥させて完了、というのが一般的だ(新車への施工は、キズがないので下地処理となる”磨き”は省略されることが多い)。