車体のネジレを抑制し、ボディ剛性をアップ
お手軽なチューニングパーツとして知られるストラットタワーバー。低コストでクルマのボディ剛性を高められ、かつ体感しやすいと言われるパーツの代表格だ。今昔も変わらず人気なのだが、その理屈や材質・形状・取り付け方法による違い、どんな運転スタイルの人にオススメなのか解説したい。
「ストラットタワーバー」とは名前から分かるとおり、サスペンションの取り付け部であるストラットタワーの、左右をパイプで連結するためのパーツ。加減速やステアリングを切ったとき、クルマの車体には多少なりともヨジレが発生する。運転者には「ハンドリングがぐにゃぐにゃしている」とか、「ギシギシ軋む音がする」といったフィーリングで伝わるのだ。