パワーアップを兼ね備えたモデルも登場
クルマをチューニングするときに、エンジン系ではエアクリーナーとマフラー交換が定番メニュー。マフラー交換の目的は、排気効率の向上によるパワーアップ、リアビューのドレスアップ、サウンドチューン、軽量化といったところに集約される。一方で、音量規制は厳しくなっており、保安基準適合品で静粛性を求めるユーザーが増えているのも事実だ。
その上で社外品のマフラーはノーマル以上の動力性能も期待されているため、マフラーメーカーはなかなか苦労しているところ。最近では回転数や車速に応じてパイプ内に設けたバルブをモーターで開閉し、街中での静粛性、心地よい排気音、そしてパワーアップといった要素を兼ね備えたマフラーも登場。今後はこれらのシステムが主流になっていくと予想される。また、燃費改善を掲げるマフラーも(ガナドール製など)も出てきていて、注目されている。