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アメリカンスタイルとRVブームが産んだ 国内4WDカスタムのヒストリーを知る

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・撰シ廟kiri

Custom History & Trend for 4WD

1970年代後半のアメリカで大流行したRV車。そこからはキャンパーやバニング、さらにはモンスタートラックなども登場した。そしてそれらは海を渡り、日本にも上陸。それまで「武骨な四駆」だったRV車たちは、カスタムという新たな評価軸のもと、「4X4」として認識されていった。そんな歴史を時代とともに振り返ってみよう。


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海を渡りやってきたビッグサイズのトラック

日本におけるカスタムカー文化を遡ると、チューニングカーを操る走り屋たちの世界を除けば、おそらく1970年代にアメリカから上陸した「カスタムバニング」が祖といっていいのではないだろうか。バニングといっても、のちに日本で独自に方向転換しド派手なスポイラーなどを装着するものではなく、メッキパーツやホットロッド調の正統派アメリカンスタイル。当時のアメリカでは、そのなかにピックアップトラックなどの4WDモデルをドレスアップするという手法も存在していた。

アメリカン4WDと聞いて多くの人が連想するのはジープかもしれないが、ドレスアップやカスタムにおいては、メッキパーツの装着や「リフトアップ」を受けたトラックたちがリードしていたのは間違いないだろう。当初はキャンパーシェルを背負いバニングに近づこうとしていたピックアップトラックたちは、やがて太いタイヤを履いてリフトアップされ、独自の路線を歩んでいくのである。

1986

その延長線上に生まれたのが「モンスタートラック」だ。車高を上げサスペンションを強化し、可能な限り大きなタイヤを履かせるというスタイルが生まれたのは、やはり「Bigger is Better」というアメリカン魂の産物。それらが、やがて海を越えて日本にも届いたのであった。

社会現象となった渋谷の4X4リフトアップ

それまでヨンクといえば旧型ランクル(40系)か三菱ジープ、初代ジムニーくらいしか存在しなかった日本のオフロードシーンに光明が射したのは、アメリカ市場を意識したトヨタのハイラックス、そしてハイラックスサーフが登場した80年代初頭あたり。それらが若者たちに受け入れられたことにより「オフロード車はイケてる乗りモノ」として広く認知されるようになったのだ。偶然ながらウィンタースポーツのブームも到来し、RVや4WDは若い世代が求める遊び道具のひとつとなったのだった。

1981

そこで自然発生したのがカスタム&ドレスアップ。カスタムバニング時代からアメリカ流のクルマ遊びに注目していた者たちは、すかさず日本でも入手できるピックアップトラックなどをリフトアップ。夜のストリートにはスポーツカーよりもリフトアップされた4WDが目立つようになり、なかでも東京・渋谷の街に週末ごとに集まるハイリフト4WD軍団は社会現象になるほどだった。

第二次4X4ブームは文化として定着するか

その後、1992年に施行された排気ガス規制法により商用トラックやディーゼル車が規制の対象となったこと、過度のリフトアップによる事故の多発などからハイリフト系カスタムは沈静化するが、SUVの普及や輸入/逆輸入車の流入により、一時期の派手さは薄れたものの、一般ユーザーへの浸透は進んだ。また、お手本であるアメリカ本国とのタイムラグも縮まったことで現地のトレンドがリアルに反映されるようになると、輸入車購入と同時にカスタムすることも珍しくない時代に突入した。

2000

現在はアウトドアブームの追い風もあって、街中にはSUV/オフロード車があふれ、日常に溶け込んでいる。もはや第二次全盛期といっても過言ではないだろう。ミニバンでは飽き足らないユーザー層がどんどん乗り換えてきているこのムーブメントは、はたして文化として定着するか、それともひとつの流行として終息するのか。


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古き良き’70年代はカスタムRVパラダイス!

1970年代のアメリカ。フラワームーブメント/ヒッピーカルチャーと並行して、クルマ遊びではカスタムバニングやキャンパーが大流行。ドレスアップアクセサリーなどのブランドはもちろん、企業の広告も、こぞってVANやピックアップトラックをフィーチャーしイメージ戦略に努めていた。

1973
1972
1971

1970年代中盤までアメリカにも輸出していた日本のオートバイメーカーHODAKAの広告(1976年)。なんとドレスアップしたトヨタピックアップをプレゼントする、というキャンペーンを告知している。

現在も一線で活躍する老舗サスペンションブランド・ランチョの広告に登場しているのは、70sそのものの3本ラインのグラデーションがボディを彩るシボレーK10!

VANやRV、トラックに最適なショックアブソーバーをアピールする広告はガブリエル社。当時よく見られたようなカスタムバニングは、現在もファンが多い当時スタイルの典型だ。

大ブームとなったモンスタートラックの影響は絶大

1987

1970年代終盤から、より大きく高く!という単純明快なノリから全米各地で作られ始めたハイリフトのモンスタートラック。Big Foot=ビッグフットとも呼ばれ、やがて乗用車を踏み潰したりするアトラクションから巨大なスタジアムで開催されるレースシリーズにまで発展。ド派手な花火をバックにジャンプし乗用車を踏み潰したりバック転したり、というアメリカらしさ満点のブームになった。有名な車両はプラモデルやラジコンになったりと大スター扱いに。ストリートでも、実用性や走破性よりショー向けのカスタムとしてハイリフトは一大旋風を巻き起こした。

1980年前後は日本でのリフトアップ黎明期

1982

アメリカのリフトアップ・カスタムにいち早く反応したのは、本格的な4WD派よりというよりは、アメリカっぽさを求めていたカスタム大好きな若者たちだった。アメリカ製のタイヤ&ホイールやショックアブソーバーの追加、大きく湾曲したリーフスプリングなど、走破性の前にルックスを優先してリフトアップしたピックアップトラックが東京や横浜を中心に作られるようになってきた。

ハイリフトがストリートを闊歩した時代も

1983

1980年代中盤から話題となった東京・渋谷のナイトクルージングで一大勢力を誇ったハイリフト4WDたちの伝説のグループ“BANDIT”を頂点に、リフトアップカスタムは急激に増加。4WD=リフトアップという図式が生まれたのも、この頃だ。

日本国内のシーンを支えた名車ハイラックスサーフ

北米市場におけるピックアップトラックの需要の増加を察知したトヨタは、1978年に投入した新型ハイラックス(現地名トヨタピックアップ)に明るいボディカラーやストライプ入り、また4WDモデルなどを追加。経済的でよく働く小型ピックアップ、という評価に加えて、ベッドに遊び道具を積みたい若者たちのハートを掴むことに成功した。そして、1983年から新たに登場させたのが現地名4ランナーである。日本国内には1984年から登場。ウィンタースポーツやサーフィンの流行にも見事にリンクし、大人気モデルとなった。また同時期に三菱からパジェロも登場しており、4WDは流行。ちなみに88年の二代目ハイラックスサーフからは4ドアモデルも登場。爆発的なヒットを記録したのを覚えている方も多いだろう。

1980
1989
1984
1991

国内版のハイラックスも1978年登場の新型からはボディストライプやロールバーなどのオプションが用意され、スポーティな使い方も提案された。

二代目ハイラックスサーフは4ドアボディや国内でもV6エンジン搭載モデルが登場。若者はもちろんアウトドア派から圧倒的な支持を得てRV/SUVの人気モデルとして君臨した。

ピックアップのシャシーに2ドアのボディと脱着可能なFRP製トップ、という斬新なスタイルで登場した初代ハイラックスサーフ。実は1970年代終盤よりアメリカ市場からのニーズを受け、キャンピングカー架装会社のウィネベーゴ社にシャーシを提供していたという経緯もある。

各メーカーからも追従するモデルが登場。日産テラノもハイラックス系と同様のピックアップトラックをベースに専用ボディを架装したもの。北米市場ではPathfinde(rパスファインダー)と名付けられ人気を博した。

そして時代はプレランナースタイルに移行

2001

ルックス重視のリフトアップとは対極ともいえるのが、カリフォルニア内陸やメキシコ半島などの砂漠を走破する目的で生まれた、通称プレランナースタイル。車高を上げるのではなく、サスペンションが沈み込む領域を広げるような形状をもつ前後のフェンダーやジャンプなど激しい衝撃にも耐えうる強靭なサスペンションが特徴。2000年代に入ってから広がり、10年ほど前から日本でもトレンドとして定着した。

JEEPラングラーが日本での地位を確立

J010

オフロードビークルの代名詞であり憧れであったJEEPラングラーが、SUVの幅広い普及に合わせ2007年に登場した新型に待望の4ドアモデルを投入。現在ではマイルドなドレスアップからハードコアなオフロード走行にも応える本格的なモディファイまでが楽しまれている。

4×4 CUSTOM BOOK

マガジンボックス


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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
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