第1018話“ジンベエVSフーズ・フー”にて、フーズフーの口から太古の昔の“伝説の戦士”の存在が語られた。
その人物は「太陽の神ニカ」。
太古の昔に…奴隷達がいつか自分達を
救ってくれると信じた伝説の戦士だそうだ!!
「太陽の神ニカ」!!!
実在したのか妄想か…
人を笑わせ苦悩から解放してくれる戦士
ここにきてまた謎多き、そして重要度の高そうな人物が登場したね。
今回はこの「太陽の神ニカ」について様々な角度から考えてみたい。
〇太陽の神を信仰する土地
〇太陽のシンボルマーク
〇タイヨウの刻印は解放と自由の証
〇ニカはシャンディアの先祖?
〇ジョイボーイとニカ、同一人物説
〇ニカ=“ゴムゴムの実”の能力者説
〇奴隷を救う太陽の神ニカはルフィ!?
〇「戦士」繋がりでニカ=ウソップ説もあり??
太陽の神を信仰する土地
第1018話の感想で「太陽の神」を信仰する土地として「黄金都市シャンドラ」をあげた。
他にも「巨人国エルバフ」でも「太陽の神」というワードが出ていた。
シャンドラとエルバフ。
この2つの土地にはどちらも「戦士」が存在する。
太陽の神ニカも伝説の「戦士」と言われているし、この繋がりは非常に興味深い。
太陽のシンボルマーク
太陽の神ではないか、太陽をシンボルとする国・家柄・団体も多く存在する。
代表的なのは「アラバスタ王国」。
国の船にも使われているこのマークはおそらく国章だろう。
これと似たマークが使われているのがワノ国光月家の家紋。
アラバスタは「空白の100年」において、「ある巨大な王国」の敵となった20ヶ国の連合軍に含まれてはいたが、マリージョアに行かなかった「裏切り者」とされている国。
そしてワノ国の光月家も「ある巨大な王国」と関係が深い。
この両者に共通して太陽を模したシンボルマークが刻まれているのは、偶然ではないだろう。
タイヨウの刻印は解放と自由の証
そして太陽のシンボルマークと言えば、忘れてはいけないのが“タイヨウの海賊団”。
フィッシャータイガーを中心に魚人族(人魚族)と天竜人の奴隷となっていた者達で結成した海賊団だ。
奴隷の烙印を消す為に上書きした太陽の刻印。
タイヨウの海賊団の根底にある思想は「解放」と「自由」。
このタイヨウのマークにも同じ意味が込められていると思われる。
つまり太陽のシンボルマークを持つ国々や、太陽の神を信仰する者者の根底に流れているものも「解放」と「自由」だろう。
太陽の神ニカの伝説も「いつか奴隷達を救い」「人を笑わせ苦悩から解放してくれる戦士」なワケだしね。
ニカはシャンディアの先祖?
さて、これまでの事を踏まえて改めて「太陽の神ニカ」のシルエットを見てみよう。
槍や短剣、頭の装飾や腰蓑を見るに、ニカはシャンディアと深い繋がりがある存在に見える。
前述したようにシャンディアは太陽の神を崇拝している。
そして同じく「先祖」を「神のように崇拝している」とカルガラは言っていた。
つまりシャンディアの先祖=太陽の神二ケ??
そんなシャンデェア達が守っていたポーネグリフは魚人島の人魚姫「ポセイドン」について記述されたものだった。
ニカの名を聞いた時のジンベエの反応を見るに、ニカの存在は魚人族に広く言い伝えられているのだろう。
いつか奴隷達を解放する伝説の戦士ニカと、長く奴隷の歴史を持っている魚人族…この繋がりは太古の昔=「空白の100年」まで遡るのかな。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
太陽の神「ニカ」の正体は…“勇敢なる海の戦士”ウソップ!?