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バブル時代のホンダ「NSX」が残した功績とは? 欧州スーパーカーに影響を与えた当時最先端の技術を振り返る

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最先端スーパースポーツとして復活するもまた絶版に

 満を持して復活した2代目も姿を消してしまったホンダ「NSX」。アメリカ主導ゆえに盛り上がりに欠けたのか、初代が偉大すぎたのかは不明だが、ホンダのみならず、日本初、そして国産量産車としては唯一のスーパーカーとして君臨してきたのは確か。ここであらためて、初代NSXの功績をたどってみよう。

時代に合わせた改良を施しつつ15年間販売された

 初代が登場したのはバブル絶頂期の1989年のことで、東京モーターショーで「NS-X」としてホンダブースに姿を現した。ハイフンが入っているのがポイントで、「ニュー・スポーツカー」の頭文字である「NS」に未知数を表す「X」の組み合わせが車名の由来となる。

 市販開始されたのが1990年のことで、法規に合わせるためにヘッドライトまわりを変更するなどのマイナーチェンジは2003年まで行われたが、2005年の生産終了まで基本的な部分は15年間変わらず販売された。

 長きにわたって君臨し続けられたのはひとえに基本性能がしっかりとしていたから。なかでも世界初として、世界中の自動車メーカーが驚愕したというオールアルミ製モノコックボディはその代表格だ。軽量なだけでなく、非常に剛性が高く、現在流通している中古車を見てもボディそのもののヤレはまったく感じられない。一説によると馴染むようにして今でも徐々に剛性は高まっているとも言われている。

NSXのアルミボディ

 開発責任者は、スポーツカー作りの神様とまで言われた上原 繁氏。もともと操安性を専門にしていただけに、ハンドリングにもこだわって開発された。また当時、F1で活躍していたアイルトン・セナが開発テストにも参加し、鈴鹿での試乗後に酷評されたというのも有名なエピソードで、それをバネにしてニュルブルクリンクでのテストを含めて性能に磨きがかけられた。エンジンは紆余曲折あったが、最終的に「レジェンド」の3L V6をベースにDOHC化し、さらにVTECも搭載している。

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