あなたは「フェレンゲルシュターデン現象（Völengel-Schterden Phänomen）」をご存じですか？ 「猫は、なにもないところを凝視していることがありますが、その理由を説明した仮説が、フェレンゲルシュターデン現象です」という「デマ」が一時期ネット上に出回りました。
デマというより「おもしろおかしく猫のあの凝視行為を説明したジョークのようなもの」です。具体的には以下のようなデマです。
第二次大戦の末期にナチスドイツが心霊現象を研究していた。その研究で、猫が凝視している場所の温度を調べたところ、部屋の平均温度より2度ほど低かった。
霊現象が発生した場所はほかの場所よりも気温が下がると言われていた。このことから「猫が凝視した場所には霊がいるのではないか」という仮説につながった。
これを研究したのはシュターデン博士。その愛猫がフェレンゲル。これらの名から「フェレンゲルシュターデン現象」と命名された。
非常にもっともらしいデマですよね～。でもこのデマが広がった当時、猫好きはユーモアを交えて「あっアレのことでしょ、フェレンゲルシュターデン現象でしょ」といって遊んだようです。
通常の猫ちゃん。カメラを構える人のほうを見ています
ところが突然、なーんにもない空間を凝視！ そ、そこになにかいるの？
こんなふうに、猫って何もない空間を見ていることが。音が聞こえるのかな？
こんな表情で何もない空間を見られると、いろいろ怖い想像をしてしまいますっ！
フェレンゲルシュターデン現象について、ChatGPT（最新版のGPT-4）に聞いてみました。知らないそうです
従来版のChatGPT（GPT-3.5）にも聞いてみました。もっともらしいコトをいっていますが、全体的にデタラメのようです。なにかの音響現象のことをいっているのかも？ にしても、猫のあの空間凝視行為、なんなんでしょうね？
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猫の空間凝視行為「フェレンゲルシュターデン現象」の真実は？ もちろんAIも知らない