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動物病院ではいろいろな飼い主を見かける

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最近、何かとかかりつけの動物病院に通っています。昨日は3往復しました(苦笑)。患者さんの多い動物病院なので、待ち時間が長くなる日もあります。特に週末は来院される方が増えるので、診察の待ち時間に加えて会計の待ち時間が必要になります。

そんなときはスマホでいろいろな情報を見たりしていますが、それもひととおり終わると今度は来院している飼い主さんやわんちゃん、猫ちゃんを観察したりしています。

昨日も同じように、少し離れた席にいる愛らしいトイ・プードルを眺めていました。「〇〇さーん」と呼ばれたので飼い主は受付に歩いていきました。愛犬はというと椅子の上に座らせたままです。

よく見ると、首輪もリードも付けていません。よくしつけられているなあと感心しつつも、「うちの子は大丈夫」という過信は事故のもとだよなあと思いながら眺めていました。すると受付にいる飼い主さんが、私の顔を何度も見るのです。「うちの子は偉いでしょ。褒めて!」と言わんばかりに。「いやいや、これは褒められることじゃないから」と私は心のなかで答えていました。

動物病院はたくさんの人や動物が出入りしますし、例えば、ほかの犬が勢いよく近づいていけば、驚いて走り出すかもしれません。予期せぬ出来事は起こりうるわけで。また、ほかの動物を飼っている人は、小型犬であっても苦手かもしれません。リードフリーにして飼い主がその場を離れるのは、リスクが高いと思います。特に動物病院は病気の子が来る場所でもありますから。

そして、こんな飼い主さんもいました。ミニチュア・ダックスフントをキャリーバックに入れて連れてきた飼い主さん。その愛犬がワンワンと大きな声で鳴き始めました。かなり声量があり、院内に響き渡るほどです。

すると、飼い主さんがキャリーバックをバンバンたたき始めました。しかもそのたたき方がかなり強く、虐待かと思うほど。周りにいた人たちも驚いていました。いつもこんな風に怒られているのかと想像すると、とても切なくなりました。

飼い主によって、動物たちの幸福度が大きく左右されるなあとあらためて感じたのでした。いろいろな飼い主さんがいますが、どの子も幸せであるよう願うばかりです。

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