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静岡地検沼津支部は15日、特殊詐欺グループから脱退しようとした「かけ子」の男を脅した上、監禁したとして逮捕されていた、指定暴力団・住吉会の四次団体で、十三代目幸平一家系加藤連合会傘下「聡仁組」幹部・岡崎義瑠ことチャベス・ゲレロ・ギジェルモ容疑者(34)=神奈川県平塚市・ボリビア国籍=を強要未遂の罪で静岡地裁沼津支部に起訴した。
チャベス被告は2022年3月11日午後8時半ごろ、東京都新宿区歌舞伎町のビルの個室で、他の3人に監禁されていた20代男に「おまえ、150万もらったんだろ」「本当なら、この場で殺してやりてえけど」「トータル1300万稼ぐまでかけ子やれ」などと言い、特殊詐欺のかけ子をするよう要求して脅したとされる。被害者の男が隙を見て逃げ出し、警察に被害を届け出て事件が発覚した。
2022年2月24日に相模原市の高齢男性から、現金4000万円をだまし取った詐欺グループのかけ子らが、そのうち3000万円を着服し、グループからの脱退を画策したことなどが原因とみられる。
今月5日に再逮捕容疑となった医薬品医療機器法違反と大麻取締法違反については、処分保留とした。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
詐欺グループ脱退希望の「かけ子」監禁 住吉会系幸平一家傘下幹部を起訴