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「頭文字D」に憧れてホンダ「S2000」を購入! J’s RACINGの「魔王」チューンを目指して同じカラーリングも検討中

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マンガ「頭文字D」に憧れて購入

1995年から2013年まで連載期間18年の間にコミックス全48巻を刊行し、一大ブームを巻き起こした走り屋マンガの金字塔『頭文字D』。これを読むようになってからスポーツカーが好きなった、また、走りに目覚めたというファンも多いはず。今回紹介する“かずき”さんも『頭文字D』に夢中になった世代。そこで描かれたマシンの中で、とくに主人公である藤原拓海と壮絶なバトルを繰り広げたハンドリングの達人「ゴッドアーム」こと城島俊也が駆るホンダ「S2000」に憧れて、自らも同じクルマを愛車として購入し、マンガを上回るチューニングを施した。

由緒正しき「ホンダのS」

新世代リアルオープンスポーツであるS2000は、本田技研工業設立50周年を記念して1999年に発売された。また、同時に29年ぶりに復活を遂げたホンダのFRスポーツという面からも注目を集めた。

スタイリングを見れば、ロングノーズ、ショートデッキを持つスポーツカーとして古典的なシルエットを採用。ボディに大げさな抑揚のあるキャラクターラインを無くし、走りに対して無駄なものを排除したレーシングカー的デザインは由緒正しき「ホンダのS」である血統を見事に受け継いでいる。

J’s RACINGが手がけた「魔王」

今回紹介するかずきさんは、小さい頃からクルマに興味を持ち、『頭文字D』というマンガに出会ったことでスポーツカーの魅力にハマり、愛車としてS2000を選んだ。そこから、よりS2000について調べるようになり、自分にとって夢のマシンに巡り合う。それが、J’s RACINGが手がけたS2000だった。

知っている人も多いと思うが、GTマシンさながらのワイドボディをまとったJ’s RACING S2000は「魔王」と呼ばれている。この魔王という名は、峠最強伝説で有名なDVD『ホットバージョン』が名付けた称号で、群馬サイクルスポーツセンターを峠に見立てチューンドカー同士のバトルを展開。そこでストリートチューンNo.1決定戦を行う。そして、勝者にはその栄光を称え「魔王」の名がクルマに与えられる。J’s RACING S2000は、まさにその称号を実力で勝ち取った。

かずきさんは、その映像を見て自らの愛車を魔王仕様にすることを決意。J’s RACINGワイドボディキットをお金を貯めて購入し、近頃ようやく完成したばかりと話す。

見た目だけではない、走行性能を追求したエアロ

このワイドボディキットは、拡大された足まわりを収めるためだけのボディではなく、最速のS2000を目指すため、J’s RACING が実戦で培った空力データを惜しみなく投入して開発したモデルだった。フロントからサイド、アンダーボディに至るまで空気の流れを追求し、ワイドボディで増加してしまったドラッグを最低限に抑制。さらにボディ全体でダウンフォースを増加させることで、これまでにない走行安定性を実現させる。

また、スパルタンなリアフェンダーはアウトレットダクトを採用することで、フェンダー内に発生した乱流を効率よく排出。リアバンパーはディフューザー形状とすることで、ボディ全体で路面に吸い付くようなダウンフォースを発生させて、コーナリングの限界を引き上げる効果をもたらす作りだ。

独自のアレンジを加えた「魔王」はまだ進化中

細かい点を見れば、サイドステップにオリジナル考案の形状を採用したり、ウイングをボルテックス仕様にするなど、独自のアレンジを加えているが、魔王への憧れは今もなお続いている。そのため、現在のボディは白のままだが、今後は魔王と同じカラーリングにすることも検討中だ。

エクステリアに漂うオーラは、まさに「魔王」の称号に相応しい迫力。すべてが最速のためにデザインされ、作り込まれたS2000はとてもクールでカッコ良かった。

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「頭文字D」に憧れてホンダ「S2000」を購入! J’s RACINGの「魔王」チューンを目指して同じカラーリングも検討中

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