京都府公安委員会は15日、生コン販売業者が取引で利点を得るため、暴力団組員に対し現金計2500万円を支払っていたとして、京都府木津川市の生コン販売業者と暴力団組員(56)に対し、京都府暴力団排除条例に基づき利益供与をやめるよう勧告した。
この生コン販売業者は、2014年7月から2018年8月の約4年間で、暴力団組員に50回にわたって合計約2500万円の現金を支払っていた。勧告前の府警の聞き取りに対し、生コン販売業者は「生コン取引をする際、暴力団を後ろ盾にすることで、うちの会社を通す暗黙のルールができる利点があったと思う」などと説明していた。
一連の行為は暴力団への利益供与にあたり、勧告に従わなかった場合は条例に基づき、事業者名や名前などが公表される。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
暴力団を後ろ盾に利点得るため2500万円支払い 生コン販売業者と組員に勧告