山口県警は２７日、男性に対して義務のない３００万円の借り入れを不当に要求したとして、指定暴力団・七代目合田一家傘下組長（５８）と、無職の男（５４）らに対し、暴力団対策法に基づく中止命令を発出した。
山口県警察本部
無職の男は今月２３日、山口県柳井市にある喫茶店内で、知人男性（４０代）に対し「二代目やけぇ」などと言って、合田一家傘下組長を紹介し、「組長が新しい事業をやるのにちょっと金が足りんから力を貸してくれんか。自分らじゃ借りれんけぇ、代わりに３００万円ほど借りてくれん」などと金銭の借り入れを要求したとされる。男性が拒否すると、組長は「頼むいね」と不当に要求していた。
男性の届け出を受けた県警は、合田一家傘下組長に対し、男性に「不当な金銭要求」の継続や、「要求目的で電話や面会を求めてはならない」という中止命令を発出。無職の男には、組長の不当な金銭要求に立ち会うなど、それらの行為を助けてはならないとの中止命令が出された。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
男性に「300万円ほど借りてくれん」など不当要求 合田一家傘下組長らに中止命令