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やっと巡り合った愛犬・愛猫と暮らす理想の住まい~探し求めた先に幸せが待っていた!

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移住に向けてネットの物件情報を見ながら首都圏から実際に現地を訪れる日々は、私にとっては一種の冒険でした。期待に胸を膨らませながらも、同時に現実とのギャップに落胆することもしばしばありました。

理想の暮らしを思い描きながら、現実の厳しさに直面することが、移住の準備をするうえでの大きな課題でした。しかし、その苦労もやっと報われるときが来たのです。

ふと立ち寄った本屋さんで運命の物件と出会う

実際に田舎暮らしの中古戸建の物件探しを始めて2年。条件に合った物件が見つからないまま、時間ばかりが過ぎていきました。これまでも10件以上の物件を見ましたが、すべて空振り。ネットを検索しても、すでに確認した物件ばかりが目に留まり、手詰まりを感じ始めました。

正直、探すことにもくたびれてきて……。そんなときにふと立ち寄った本屋さんで「田舎暮らしの本」という雑誌を手に取りました。以前から田舎暮らしがしたくて、よく読んでいた雑誌です。巻末に物件情報が載っていたはずだと思いページをめくると、滋賀県の物件が4件ほど掲載されていました。内容を見てみると気になる物件があったのです。

緑に囲まれた眺望良好の高台の家

掲載されていた物件の写真は外観のみで、正直その魅力はまったく伝わってきませんでした。しかし、「春はうぐいすが鳴き、自然動物たちが遊びに来てくれる、高台に建つ眺望良好の住宅です」というアピールポイントが、動物好きの私の心を揺さぶりました。

かつて訪れたアフリカのホテルを思い出しました。そのホテルは国定公園内にあり、朝になると部屋の窓から野生の動物を見ることができ、感動したことを今でも覚えています。そんな体験がこの物件でもできるかもしれないと心が躍りました。

高台で眺望良好なところにも惹かれました。8DKという間取りは、愛犬・愛猫と暮らす家として十分な広さです。オール電化、室内外部分改装済み。そして価格も手ごろ。私はすぐに不動産屋さんに電話し、物件を案内してもらうことにしました。

空が広く空気も澄んでいる

その物件は滋賀県甲賀市信楽町にありました。説明を聞きながら外観や室内を見て回りましたが、私の物件選びの条件にかなり近いものでした。

 ・自然災害に強い場所にある
 ・高台で隣家とは離れている
 ・寒いけれど雪はあまり降らない
 ・買い物や病院がほどよい距離にある
 ・水回りがリフォームなしで使用できる
 ・雨漏りがない
 ・竹林がある
 ・高速のインターチェンジが近い
 ・予算内の価格

周囲は自然に囲まれていて庭も広々しており、何より静か。まずその立地条件に抜群に惹かれるものがありました。そして、駐車場から家の玄関に続く石畳のアプローチが魅力的でした。

不動産屋さんによると、鹿や猿、タヌキ、キジなどの野生動物も訪れ、春にはうぐいす、夏には蝉(セミ)やカエル、秋にはたくさんの虫の鳴き声が聞けるとのこと。

冬に見上げる星空はとても美しいとのことでした。庭やその周辺で山菜やタケノコが採れるのも田舎暮らしの醍醐味だと感じました。

昭和の趣が残る増築部分の3部屋

3年間は空き家だったというものの、不動産屋さんや以前の家主のお姉さんがたびたび手入れに来られていたこともあり、すぐに住めそうな「家」としての体裁を保っていることに驚きました。特に増築部分の3部屋は畳を多少入れ替えるくらいで、リフォームがほとんど必要ないほどキレイでした。

これまで見てきた物件には、同様の価格帯でも屋根が崩れていたり、雨漏りがあったり、床が抜けていたりと、朽ちている部分が必ずあったからです。

母屋と増築部のつなぎ目に残る玄関横の窓

洗面所の物入れの奥に残る窓。なぜこの窓を残したのか…

この物件の築年数は44年。もちろん、経年劣化による老朽化を感じる部分はたくさんあります。増改築された部分との連結部の玄関横と洗面所の物入れには必要ない奇妙な窓がありました。キッチンも古く、風呂場も破損している部分があるし、トイレも汲み取りの簡易水洗です。

庭も広い分だけ、雑草や草木の管理が大変だろうと想像ができました。しかし、数年空き家だったにもかかわらず家としての機能が衰えていないのは、不動産屋さんや以前の家主のお姉さんが大切に管理してきたから。そこにほんわかした暖かさを感じたのでした。

草木の手入れが大変そうな荒れた庭

これでも不動産屋さんが内見前に手入れしてくれていた

庭にはいろいろな生き物が顔をみせる

「以前の家主はこの家が大好きで、創作活動のために京都から通っていた人で、晩年はずっとここで過ごしていましたよ」と不動産屋さん。昭和の趣が残る部屋の窓から竹林を眺めると、その気持ちがわかるような気がしました。

物件を探している間、何が購入の決め手になるのか考えていました。しかし、この物件は明らかにこれまで見てきたものとは違いました。悩む部分が少ないのです。もちろんマイナス面もありますが、プラスの面が多く、ここにきて「ビビッ」とくる感覚がありました。

愛犬や愛猫との暮らしが、すぐに想像できたのです。どのようにDIYすれば彼らがストレスなく過ごせるかというアイディアもすぐに浮かびました。ここなら自分の理想の暮らしが実現できる、このような物件はほかにないと直感しました。

2Fの両方の部屋から開けられる押し入れ

筆者が描いたリフォームプラン

ただ、即決はしませんでした。少しでもDIYの費用に充てたいと思っていたので、価格交渉をするためです。結果、私の申し出た価格で譲り受けることができました。

購入の決め手は「直感」だった

今思えば、決め手はまさに「直感」でした。駐車場から玄関に続く石畳のアプローチを見た瞬間に、「ここなら住みたい」と感じ、私のアンテナが大きく反応したのだと思います。中古物件で完璧な物件に出会うのは難しいでしょう。

気に入らない部分は修繕すればいい。そんな気持ちで物件を見てまわることで、リフォームやDIYが必要な箇所やそのイメージが浮かびやすく、それが購入の判断材料にもなりました。また、不動産屋さんの丁寧な対応や親切な人柄も、大きな後押しとなりました。

こうして、私の約2年間にわたる物件探しは終わりを迎えました。これからはリフォームとDIYが始まります。実際に移住するまでの約1年間、水回り、間取り、床、壁、窓、建具など、愛犬・愛猫と一緒にストレスフリーで快適に暮らすために、この中古戸建が姿を変えていきます。

水回りは工務店に要望を伝えてリフォームを依頼し、そのほかの部分はDIYすることにしました。次回からはいよいよリフォームとDIYがスタートします。

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元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
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