警視庁と埼玉県警、関東信越厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部は23日までに、メキシコから覚醒剤およそ15キロを小型ベルトコンベヤーの部品に隠して営利目的で密輸したとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部・倉持幹男容疑者(76)=埼玉県蕨市=や、無職の男(49)ら合わせて男女6人を覚醒剤取締法(営利目的輸入)の容疑で逮捕した。
倉持容疑者ら6人は2023年6月、営利目的で覚醒剤およそ15キロ(末端価格9億4000万円相当)を運搬作業などに使われる小型のベルトコンベヤーのローラー部分の隙間に隠し、メキシコから茨城県筑西市の空き家宛てに発送。アメリカの空港を経由して成田空港に密輸した疑いが持たれている。空港の税関検査で覚醒剤が発見され、警視庁などが捜査を進めていた。
近年では小型機械や重機などに覚醒剤などを隠して密輸するケースが増えていて、警視庁などは、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて入手ルートなどを調べている。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
覚醒剤約15キロを小型機械に隠しメキシコから密輸 住吉会傘下幹部ら6人を逮捕