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警視庁と栃木県警の合同捜査本部は30日までに、栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の遺体が見つかった事件で逮捕されている建設業・平山綾拳容疑者(25)=死体損壊容疑で逮捕=が、関係先に預けていた現金1000万円近い現金を押収した。平山容疑者が受け取った報酬の一部とみられ、捜査本部は金の流れを詳しく調べている。
平山容疑者は4月16日午前3時半ごろ、東京都品川区内で指示役とみられる職業不詳・佐々木光容疑者(28)=同容疑で逮捕=と接触し、報酬を受け取ったと説明していて、「佐々木容疑者から遺体の処理を指示された」「千数百万円の報酬をもらい、飲み仲間2人に分配した」とも供述していた。
佐々木容疑者は、潜伏先の沖縄県那覇市の那覇空港内で逮捕された際、数百万円を所持していて、「事件とは関係ない自分の金だ」「ある人物から遺体の処理を依頼され平山容疑者に持ち掛けたが、自分は報酬を受け取っていない」などと話している。捜査本部は裏付けを進めている。
平山容疑者は、夫妻の遺体発見翌日の4月17日午前6時ごろ、東京都品川区の交番に出頭する直前に、交番近くの路上で佐々木容疑者と数分間会っていたことが防犯カメラの映像などで確認されていて、平山容疑者が出頭前に佐々木容疑者と事件に関するやりとりがあったとみられ、佐々木容疑者に携帯電話を渡したなどと供述している。平山容疑者はその約30分後に出頭した。
捜査本部は、報酬の金の流れや他の事件の指示役など、引き続き調べを進めている。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
那須・夫妻焼損遺体 平山容疑者の関係先から報酬とみられる現金1千万円近くを押収