軽自動車ベースから専用車まで
キャンピングカーは究極のカスタムカー
「キャンピングカーと聞いて、どんなクルマを思い浮かべますか?」。
足を伸ばして寝泊まりできるクルマで、ベッド、キッチン、シャワーやトイレを備えた走るホテル……、そのあたりが多くの人の想像じゃないかと思う。たしかに、ひと頃までキャンピングカーといえば豪華かつ高価で敷居の高いイメージ。
しかし、いまやバリエーションは想像以上に広がっており、小さなものは軽自動車ベースなど、駐車事情やユーザーニーズに合わせて幅広く用意されている。現代のキャンピングカーは身近な存在になっているのだ。
すなわち、”キャンピングカーならば8ナンバー”というのもかなり昔のこと。
法的に唯一キャンピングカーと認められる8ナンバーは、今もユーザーの憧れ。しかし、3ナンバー、5ナンバー乗用車、1ナンバー、さらに4ナンバー貨物車でも、キャンピングカーとして優れたモデルが豊富に用意されている。ちなみに8ナンバーにはベッド、調理スペースや熱源、上下水設備が法的に必要な装備だが、すべてのユーザーが全てを必要としているわけではない。だから、ユーザーのニーズに合わせてバリエーションが広がったというワケだ。