第944話“相棒”にて、“人斬り鎌ぞう”の正体が判明した。
それは、キッド海賊団のNo.2“殺戮武人キラー”!
人斬り鎌ぞうは、都を騒がす辻斬りという触れ込みだったが、その実態はオロチに仕える刺客として将軍に逆らった者達を次々に消していた人物。
任務としておトコを抹殺する筈だったが、ゾロと対峙し惜敗。
その鎌ぞうが、キッド海賊団のキラーだったのだ。
まずこれまでの経緯を簡単にまとめてみたい。
カイドウに敗れたキッド海賊団はワノ国に連行 |
キャプテンであるキッドは単独で鬼ヶ島幽閉 |
キラー達は別の場所へ? |
そこで「何か」があった?? |
キラーは鎌ぞうとして都で辻斬りとなる |
では、キラーは「何」をされて「こう」なってしまったのか。
鎌ぞうとなったキラーの気になる言動について取り上げ、一つずつ見ていきたい。
① 常に笑い顔はSMILEの副作用
② 身体中の包帯は拷問の証?
③ 他人の命令で人を殺す事に抵抗がない
④ 将軍に従順
⑤ ゾロを「下手人 ゾロ十郎」と呼ぶ
⑥ キッドの呼びかけに答えない&涙
〇 結論(的なモノ)
① 常に笑い顔はSMILEの副作用
鎌ぞうは、登場の時からゾロとの戦闘時も、兎丼に連行された時もずっと笑い顔だった。
これはSMILEの副作用で、笑いの表情しか作られなくなった証。
自ら進んでSMILEを食べる事はないと思うから、敵側に食べさせられたのだろう。
それはどんな理由で?
自分達に従わない奴らに対して10分の1という低い確率だが戦力アップする貴重な果実をわざわざ食わせるという事はないだろうから、えびす町の人達と同じ様に副作用のみが残る一口齧られたSMILEを食べさせられたと考えられる。
それは単に遊びの延長か、拷問の一環か…
② 身体中の包帯は拷問の証?
鎌ぞうの身体には全身に包帯が巻かれていた。
これがファッション等でなければ、単純に考えて傷の処置…
つまり全身に傷をつけられたという事である。
やはりキラーは「拷問」されたと考えていいだろう。
そして、気力と体力を削られた末に、軽い洗脳をされた上で、ワノ国の辻斬り鎌ぞうとなった、と。
③ 他人の命令で人を殺す事に抵抗がない
鎌ぞうは花の都で辻切りとして恐れられていた。
それはオロチの命令でやってきた事だろう。
キラーは「殺戮分人」という異名からも分かる通り、人殺し自体にはおそらく抵抗は無い人間と思われる。
ただそれは、自分や仲間に対して敵に当たる者に対してのみだろう。
他者の命令で、それも自分に関係のない者を殺す事には、ある程度の抵抗があるものじゃないだろうか。
しかし、それが出来るという事はやはり「洗脳状態」にあった?
④ 将軍に従順
鎌ぞうは辻斬りとして、将軍の命令を従順に遂行している。
これについても何らかの理由がありそうだ。
例えば仲間が人質にとられているとか(キッド含む)…
キラー自身が拷問と洗脳を受け、将軍の命令に従う様にプログラムされてしまったとか。
自分をワノ国の人斬りだと思い込んでいるのかな?
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
“殺戮武人キラー”は何をされて“人斬り鎌ぞう”となったのか