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古くなるほど価格が上がる! 待っても買い時がこない「超高値」国産スポーツカー5選

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生産が中止になってから再評価されたモデル

 画家のゴッホに作曲家のシューベルト、作家の宮沢賢治をはじめ、生前より死後の方が評価が高まった偉人は少なくない。クルマもしかりで、生産中よりも生産中止になってから、評価や人気が高まったクルマがいくつかある。そんな生産中止になってから輝きを増したクルマを振り返ってみよう。

1)日産スカイラインGT-R(R34)

 第二世代GT-Rの最後のモデルで、完成度も高く、現役の頃から評価が高かったのでは? と思うかもしれないが、総販売台数は1万1344台。第二世代のスカイラインGT-Rもっとも人気がないといわれるR33GT-Rの総販売台数の1万6435台よりも少ないというのは意外に思う人も多いのではないだろうか。ちなみにR32GT-Rの総販売台数は4万3661台とダントツだ。第二世代スカイラインGT-R

 R34GT-Rの新車時の価格はベースグレードで504万円、VスペックIIが574万円、Mスペックが595万円、VスペックII Nurが610万円、MスペックNurが630万円だったが、現在の中古車価格の相場は、1600万円という恐ろしい価格……。やっぱり第二世代GT-Rには、みんな強い思い入れがあるのだろう。日産スカイラインGT-R(R34)のリアビュー

2)ホンダS2000

 本田技研工業創立50周年記念として1998年に発表されたオープン2シーターのFRモデル。ホンダにとって29年振りのFR車ということで、シャシーは新開発のハイXボーンフレーム構造を採用。ホンダにとって25年ぶりに復活を遂げたホンダS2000

 シャシーはS2000の専用設計で、エンジンもJTCCアコードのレーシングエンジンであるH22A改の公道バージョンを搭載している。9000回転まで回り、NA2リッター直4で250馬力を発生。このエンジンだけでもS2000を買う価値はあると今でも思うほどだ。ミッションも専用設計で非常に贅沢な一台。ホンダS2000のエンジンルーム

 ハンドリングも動力性能も抜群で、サーキットを走らせても速かったが、ホンダがハイパワーのFR車を作り慣れていなかったせいか、限界特性はかなりピーキー。オープンカーなのにサーキットユースに力を入れ過ぎた感もあり、国内では10年間で2万台しか売れなかった……。筑波サーキットの1コーナーを抜けて行くホンダS2000

 新車価格は338万円で、上記のような理由が再評価に繋がり、現在の中古車相場は270万円と比較的高めの設定だ。純正パーツの供給が心配ではあるが、今のうちに買っておいても損はしない名車と言える。

3)マツダRX-7(FD3S)

 2002年に生産中止になった最後のRX-7=FD3S。フロントミッドシップのロータリーターボエンジンを搭載し、ハンドリングマシンとしては一級の性能を誇っていた。タイヤなどの進歩もあり、ブーストアップレベルでも筑波サーキットを57~58秒台で走る俊足ぶりは、今でも十分通用するし、コーナリングマシンとして魅力は色あせてはいない。ロータリーエンジンを搭載した最後のスポーツカーがRX-7

 しかし初期型がピーキーだったのと、ライバルの国産スポーツカーが280馬力で並んでいたのに、FD3Sはデビューから8年後のV型になってようやく280馬力に達したというのが、インパクトに欠けるところだった(初期型は255馬力)。デビュー当時はとにかくピーキーすぎたRX-7

 新車時価格は289〜421万円。現在の中古車相場は370万円。購入するなら後期のV型かVI型に限るが、コンディションのいい固体を探すのが難しくなってきている。

元の投稿: Auto Messe Web
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