サウンドアップの定番ユニット DSP最新事情!! DSP latest situation! no12
オーナー | 渡辺敏孝サン(兵庫県美文郡) |
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ベースカー | BMW X6 ’17 年型 |
製作ショップ | サウンドステーションジパング |
Tel. | 0858-48-1365 |
HP | http://www.zipang.co.jp |
BONE SONG with LOW CENTER of GRAVITY!
製作ショップのデモカーを試聴してカスタムオーディオのきっかけを得たオーナーが所有するのはスポーツ・アクティビティ・クーぺであるBMW X6。
いわゆるBMWのなかでは高級車という部類に入る……、そんな空間にはどんなサウンドを奏でるのか興味津々。
基本的には純正システムへ、ハイレゾに対応するWiFI再生可能なプレーヤーであるオーディソン・bitplay HDで展開していくケースデザイン。
DSPにはヘリックス・DSP PROを用いてカロッツェリア・RS-A99Xを2基使い、モレル・イレイトリミテッドの3ウェイ、そしてカロッツェリア・TS-W1000RSをチョイスする。
「メリハリのある明瞭なサウンド、そして重心の低い骨太サウンドです」とオーナーの語りを聞けば、低音の作り込みが弱いといわれるジャパニーズチューニングにあって理想的な仕上がり。なにせジャズやポップスを聞くオーナーには懸命な選択だろう。
コクピットは品格の高さを感じる純正デザイン。その内装に溶け込んだカスタムワーク処理もオーナーお気に入りポイントで、バッフルを含めて差し色は赤系をチョイス。そのフロントステージは世界限定500台のモレル・イレイトリミテッド3ウェイとこれまたハイエンド商品が選択された。
センタークラスター下部に配置されたDSP PROのタッチスクリーンリモコン・DIRECTOR。やはりリモコンの操作性は手元が一番。
広いラゲッジデザインはストックインストレーションとして、ボードを取り除けばユニットがお披露目されるタイプ。そのためBMWの高級感、荷室スペースとしての役割がツブされることはない。その車内側には音場感の高いRS-A99Xが2基、そして手前には鋭く速く、重低音を再生するサブウーファー、そしてDSPが配置された。
Car audio system unit
マルチメディアプレーヤー/オーディソン・bit Play HD
デジタルシグナルプロセッサー/ヘリックス・DSP PRO
パワーアンプ/カロッツェリア・RS-A99X
フロントスピーカー/モレル・エリートリミテッド3ウェイ
サブウーファー/カロッツェリア・TS-W1000RS
RCAケーブル/ M&M
スピーカーケーブル/アクロリンク
96kHz/32bitのサンプルレートがハイレゾ時代へスムーズにいざなう 【ヘリックス・DSP PRO】
すでに販売終了となってしまったモデル(後継モデルはヘリックスDSP PRO MKII)とはいえ、そのスペックはDSP時代をリードしてきたことに疑いの余地はない。
この機器は内部処理の動作サンプルレート96kHz/24bitを達成したハイレゾリューション・オーディオ・プロセッサーであり、同軸デジタル(COAX)入力端子:192kHz/24bit、光デジタル入力端子:96kHz/24bitフォーマット対応など。
またRCAアウトは10ch、EQレベルは0.25dB、TAは3.5mmステップなど、マルチシステムにも十分対応可能。こんな解像度の高い機器で新たな音源を聴くことができるのであれば、それを活用できるハイエンドなシステムを構築するのも当然な話。
高級車に合わせたシステムもこれまたハイエンド商品ばかりだった。オーナーは名だたる高級車を乗り継ぐ渡辺サン。X6はただただカッコいいクルマだ。
芸文社 / カーオーディオマガジンvol.116
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元の投稿: 車 カスタムカー, 改造車 専門WEBマガジン | tuners(チューナーズ)
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