特殊プリント技術でオンリーワンを提案
カスタマイズの世界で重宝されるのが「ワンオフ」というキーワード。ある目的のために製作された一度限りの製品というニュアンスで、特にマフラーやエアロパーツなどで世界に一つしかないパーツをオーダーするというものだ。
既製品にはない”オンリーワン”という優越に浸れるのもワンオフの魅力といえよう。
このワンオフにおいて兵庫県・西宮市にある「ニューイング」が提案するのがシートの張り替えメニュー。シートのカスタムは内装アレンジでは一般的であり、シートカバーや張り替えによって純正にはない高級感や個性の演出が可能だ。ニューイングが開発したのは、シートの張り替え時に使用するレザーへ”柄”をプリントするというメニュー。好みの柄をデータ化(イラストレータが基本)したものをシートに投入するというもので、センターや背面のみとパートにわけてアレンジすることが可能だ。
生成り(染色されていない状態)のベースレザーへ、専用開発した特殊塗料を使ってプリント。色の抜けや剥げを抑えたもので、3年以上の耐久性テストにも合格しているという。