「いつだって猫展」仙台展実行委員会は、猫を題材とした浮世絵を中心に、招き猫やおもちゃ絵、版本などを交え、江戸後期から明治にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を紹介する特別展「いつだって猫展」を、4月19日(金)~6月9日(日)の期間、仙台市博物館で開催します。
いつの時代も猫は大人気。日本人の暮らしに寄り添い愛されてきた猫は、古くから物語や絵画に登場する身近な存在です。特に江戸時代後期に「猫ブーム」が到来すると、猫は浮世絵や歌舞伎、版本などに多く取り上げられました。その姿はかわいいだけではありません。ねずみ退治の頼もしい姿や人々を脅かす化け猫、福を招く縁起物と、猫たちはさまざまな姿で江戸の町を駆け巡りました。