発給数は5年間で1.5倍増加
JAF(日本自動車連盟)が発行するモータースポーツのライセンス。所有者数は緩やかな減少傾向ともいわれていたが、ココ数年は増加に転じているそうだ。自動車メーカーによる啓蒙活動で認知度が高まったことや、誰でも手軽に参加できるカテゴリーの新設といったライセンス所有者が増えた背景を検証したい。
モータースポーツ人気を推し量るとき、ライセンス発給数は大きな指針になる。近年は若者のクルマ離れという言葉から想像できるとおり、ライセンス所有者は横ばいか少しずつ減る傾向にあった。それが4~5年ほど前から一転して増加。なかでも5年前から約100件、144.4%も増加しているJAF愛媛支部に話を聞いてみた。