ONE PIECEの物語には、これまで数多くの「月」の描写があった。
・タイトル「三日月」「満月」「望月」
・かつて月に住んでいた「月の民」
・エネルが追い求めた「限り無い大地」
・ミンク族の真の姿「月の獅子(スーロン)」
・ワノ国九里を治めていた「光月家」
まだまだ謎の多い“Dの一族”も、「月」との関係をよく囁かれている。
その“Dの一族”であるルフィは、世界を“夜明け”へと導く者だと言われている。
しかし、“夜明け”を象徴するのは「月」ではなく「太陽」じゃないだろうか。
夜明け後の世界は「太陽」をシンボルとするのではないだろうか?
今回は、その理由をいくつか挙げ、ONE PIECEという壮大な物語の結末について考えてみたい。
① 夜明けの象徴
② 水平線からの日の出=半円(D)
③ 自由と解放のシンボル“タイヨウ”
④ 太陽に関わりの強い国々の存在
⑤ 東から昇る太陽
⑥ Dの一族と麦わら帽子
⑦ サウザンドサニー号
① 夜明けの象徴
光月家とミンク族が数百年待ち続けた「世界の夜明け」。
それは、800年前に世界政府が出来た時から現在までを「夜」とした考え方だろう。
つまり「ある巨大な王国」が存在していたかつての世界はそうではなかった、と。
夜明けといえば、やはり「太陽」。
その事から、「空白の100年」に存在した「巨大な王国」は「太陽」をシンボルとした王国だったのでは、と。
勿論そこに暮らしていたと思われる“Dの一族”には「月」が関わっているのだと思う。
しかし「王国」として掲げたシンボルは「太陽」なのではないか、という考え方。
ある巨大な王国のシンボル=太陽
今回はコレをベースの考えとしておく。
② 水平線からの日の出=半円(D)
まず、太陽が水平線から昇る絵を想像していただきたい。
その姿は、まさに「D」を横にしたような半円。
夜明け=日の出= D?
さらに、後々出てくるけどルフィの「麦わら帽子」の様にも見える。
Dとは、「月」と「日の出」のダブルミーイング?
③ 自由と解放のシンボル“タイヨウ”
魚人奴隷の受け皿として、フィッシャー・タイガーにより結成された「タイヨウの海賊団」
解放と自由が信念である「タイヨウの海賊団」のシンボルマークもまた「太陽」
解放と自由というのは、ルフィやロジャーに代表される“ Dの一族”達の生き方や信念とも合致する。
解放と自由=太陽= Dの一族?
④ 太陽に関わりの強い国々の存在
ルフィ達“麦わらの一味”が関わってきた国々には、太陽をシンボルとしたり、国のモチーフが太陽に関わりのあるものがあった。
国名 | 太陽との関り |
---|---|
シャンドラ | 太陽の神を信仰 |
アラバスタ | 国章のモチーフが太陽 モデルとなっている国がエジプト エジプト神話で太陽神ラーが登場 |
ドレスローザ | モデルとなっている国がスペイン 太陽の沈まない国と呼ばれた |
リュウグウ王国 | 海底にありながら太陽の光を享受 国民達は真のタイヨウを求める |
エルバフ | 太陽に感謝している 太陽の死と復活の「冬至祭」 |
ワノ国 |
モデルとなっている国は日本
日かつて日出ずる国と呼ばれた
日とは太陽の事
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これらは、かつての「ある巨大な王国」と関わりがあった国なんだろうか?
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
夜明け後の世界のシンボルは「太陽」になる説