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神戸地裁(小倉哲浩裁判長)で8日、兵庫県尼崎市で2019年、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「古川組」前組長・古川恵一幹部=当時(58)=が射殺された事件で、殺人などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目竹中組」元組員・朝比奈久徳被告(53)=愛知県江南市=の初公判があり、朝比奈被告は起訴内容を認め、検察側は無期懲役を求刑、即日結審した。判決は19日。
朝比奈被告は被告人質問で「神戸山口の人間を殺そうと思った」と説明。検察側は論告で「抗争を背景とした組織的な犯行で、一般市民も巻き込む危険性が高く、極めて悪質」と述べた。弁護側は「個人的な動機だった」と反論した。
起訴状によると、朝比奈被告は2019年11月27日、尼崎市の路上で神戸山口組の古川恵一幹部=当時(59)=を自動小銃で射殺したなどとされる。
裁判員裁判対象事件だが、裁判員に危険が及ぶ恐れがあるとして、裁判官のみで審理された。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
神戸山口組系「古川組」組長射殺 山口組系元組員に無期求刑