ONE PIECEの物語には幾つか定番となっているモノがある。
その一つが、各章ラストの締めに流れるナレーション
物語を彩るような粋な言い回しが堪らない!!
今回はこれまでの各章の締めナレーションをまとめてみたい。
[アーロン編]
また夜がやってきた
波は今日も静かだった
島をあげた盛大な宴はその夜も
また次の夜も終わることはなかった
人々は今のために生きたのだ
笑うために生きたのだから――
[リトルガーデン]
その昔――
巨兵海賊団という名の暴れ者どもが海にいた
それを率いる2人の海賊頭
“赤鬼のブロギー”“青鬼のドリー”の力は特に凄まじく
もはや普通の人間の力では太刀打ちできぬと
半ば野放しにされた程のこの海賊団の進撃に
終止符を打ったのはなんと…
たった一人の少女であったという――
それは遠い――昔の出来事
[ドラム島編]
後に――
語り継がれるこの“ヒルルクの桜”は
まだ名も無き その国の
自由を告げる声となって 夜を舞う
ちょうど この土地で
おかしな国旗を掲げる国が誕生するのは
もう少し後の話だ
[アラバスタ]
――後に歴史に刻まれる戦いと
――決して語られる事のない戦いが
――終結した
――その後「アラバスタ王国」は…
諸国も目を見張るばかりの速度で
実に見事な復興を遂げる
[空島]
鐘の音は――
去る都市の――栄華を誇る“シャンドラの灯”
戦いの――終焉を告ぐ“島の歌声”
400年の――時を経て鳴る“約束の鐘”
浮寝の島の旅路は長くも 遠い記憶は忘れがたし
――かつて人はその鐘の音に言葉を託した――
遠い海まで届ける歌に
誇り高い言葉を託した
「おれ達は」「ここにいる」
ふと見上げると目に映る空
夢か現か雲の上の神の国――
遥か上空1万m 耳を澄ますと聞こえる鐘の音
今日も鳴る 明日もまた鳴る
空高々に鳴る鐘の音が さまよう大地を 誇り 歌う
[ウォーターセブン]
――その頂きに流れ出る 伏流の水美しく
鳴り響くのは 職人気質の槌の音
町の活気にリズムを合わせ かんな木槌を打ち鳴らす
煙噴く鉄の列車に願いをのせて 振り返らざる
――その島の名は “水の都”「ウォーターセブン」
[バナロ島の決闘]
“偉大なる航路(グランドライン)”「バナロ島の決闘」――
この二人の海賊の争いは
後に起こるあの極めて大きな事件の…
「引き鉄」として語られる事となる
[スリラーバーク]
――何が起こるか誰も知らない
謎だらけの海“魔の三角地帯”
毎年100隻を越える船が霧の中で消息を絶つ――
――それは巨大海賊船スリラーバークが その海に影を潜めた10年前…
――そのずっと昔からの深き謎…
白い霧は折よく今日も立ち籠めて
海の怪奇の顔色を――
白いベールで包み隠す――
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
各章の「終幕ナレーション」まとめ一覧