“ハートの海賊団”船長「トラファルガー・ロー」。
既にその称号は捨ててしまったが、一時「王下七武海」の地位についていた。
その王下七武海への加盟は、「海軍本部に海賊の心臓を100個届けた」事を契機とした。
そしてローは頂上戦争後の2年の間にこう知れ渡っていた。
「ロッキーポート事件の首謀者」
このロッキーポート事件にはもう一人主要なキャラクターが関わっている。
それが海軍本部大佐のコビーだ。
その事件でコビーは「市民を守った英雄」とされていた。
今回は、この「ロッキーポート事件」について考えててみたい。
100個の海賊の心臓
まず前提として「ロッキーポート事件」とは、ローが「海軍本部に海賊の心臓を100個届けた」事と繋がる事件だと考えている。
“七武海”ローの紹介文にあった「ロッキーポート事件」、そしてローは“七武海”になる為に「海軍本部に海賊の心臓を100個届けた」と言われている。
この繋がりからこの2つはイコールだろう、と。
では、ローはどうやって海賊の心臓を100個も集めたんだろう。
コツコツと一人ずつ倒して集めていったワケはないだろうから、この「ロッキーポート事件」で一気に手に入れたのだろう。
つまりロッキーポート事件があった場所には、海賊が大勢集まっていたと考えられる。
もしかしたら、その場所の名称が「ロッキーポート」?
ちなみに、この「100個の心臓」はローの“オペオペの実”の能力で取り出してると思われる。
つまり、こんな感じで↓
だから、心臓を奪われた海賊達はその時点では死んではなかったんだろう。
その心臓が海軍に引き渡されてからはどうなったかは不明。
史実にある「ポート・ロイヤル」
実際の海賊史の中に「ポート・ロイヤル」という場所がある。
[ポート・ロイヤル]
世界で「最も豊か」で「最もひどい」と名声を得た町。
バッカニア(海賊)達が奪った宝物を持って来て、消費することで有名な場所。
17世紀、英国は海賊を奨励し、ポート・ロイヤルを海賊の拠点として、スペイン船やフランス船を攻撃していた。
この地は海賊達の拠点となっていた場所の様だ。
ローが事件を起こした場所も、こんな風に海賊達が集う場所だったのではないか。
ジャヤ「モックタウン」や海賊島「ハチノス」の様に。
ローが目をつけた「ロッキーポート」もそんな場所だった可能性は高い。
ポート (port)とは「港湾」の意。
そこに集う海賊達を襲撃し、ローは100個の心臓を手に入れた、と。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ローが首謀者、コビーが英雄となった「ロッキーポート事件」とは?