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お洒落キャンピングカーとして「ベッドフォードCA」に注目! なぜいま英国のクラシック商用車が新鮮なのか?

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アソモビ2022会場で発見! 不思議なカタチのイギリス車

 2022年8月6日・7日に幕張メッセで開催されたソト遊びとモビリティの祭典「アソモビ2022 in Makuhari」。アウトドアや多彩なアクティビティをフィーチャーしたクルマが勢ぞろいした会場で発見した、気になるクルマたちを深掘り。今回は、キュートなフェイスが魅力のイギリス製商用車、「ベッドフォードCA」の魅力を探ってみた。

姿を変えずに17年で37万台生産された小型商用車「ベッドフォードCA」

 アソモビ2022の会場を回っていて気になったのが、2台並んで展示されていたブサカワいいフロントマスクのビンテージカー。聞けばイギリスの商用車で「ベッドフォード(Bedford)CA」なるクルマだという。よく見ると1台はホイールベースが長く、もう1台はキャンピングカーのようだ。いずれにせよ日本では名前を聞いてもピンとこないこのクルマの素性だが、まずはブランドである「ベッドフォード」について。同社はイギリスの自動車メーカーで、のちにGMの子会社となるイギリスのボクスホール傘下で商用車を製造する会社だった。

 そんなベッドフォード社で1952年から1969年まで、大きく姿を変えることなく生産され続けてきたロングセラーの配送用バンが、このベッドフォードCAというわけだ。CAは近距離配送を目的としており、ドアを開けたまま走行できるようにスライド式のドアとなっているのも大きな特徴だ。また用途によって90インチ(2286mm)のロングと102インチ(2591mm)のショート、2種類のホイールベースが用意された。

アソモビ2022に展示されていた「ベッドフォードCA」とは

 ボンネット状に飛び出したフロントセクションを持つが、構造上はセミキャブオーバーレイアウトとなっており、フロントにボンネットは見当たらない。代わりに室内にはアメリカのフルサイズバンのようにエンジンにアクセスするカバーが備わり、ここを開けると1508ccの直列4気筒エンジンが見える仕組みだ。ちなみにこの時代は3速MTが組み合わされるが、後に1.6Lエンジンや4速MTも登場する。

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