警視庁多摩中央署は、暴力団員の身分を隠しておよそ５６０万円の車をローン契約して自分の娘名義で車を購入したとして、指定暴力団・住吉会系「七代目日野一家」総長・高偉哲容疑者（７３）と、無職の娘（４３）を詐欺の疑いで逮捕した。別の暴力団事件の捜査の過程で、車の名義貸しが発覚した。
高偉哲容疑者(73)
高容疑者ら父娘は２０２２年３月３０日、暴力団関係者への販売を拒否している東京都内の自動車販売店に娘とともに来店し、暴力団幹部であることを隠して売買契約を結び、およそ５６０万円の乗用車を娘の名義で購入した疑いがもたれている。
高容疑者は自家用として私生活で使用するために自動車ローンで購入。売買契約の際に自らが暴力団組員ではないと署名をしていた。
調べに対し、高容疑者は、「自分の名義で車を買えないことは知っている。娘を乗せて走ってる分には罪にならないと思っていました」などと一部容疑を否認。娘は「暴力団の父が車が買えないことは知っていた。父が可哀そうなので名義を貸しました」と容疑を認めている。
元の投稿: 暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿
身分偽り自動車ローン契約 娘が名義貸し 住吉会系「日野一家」総長と娘を逮捕