ONE PIECEの主人公 モンキー・D・ルフィ。
ルフィを語る上で、欠かせない人物と言えば…
恩人である“赤髪のシャンクス”だ。
ルフィにとってシャンクスは、
「海賊を志すキッカケをくれた友達」であり、「幼い頃に命を救ってくれた恩人」であり、「海の怖さを教えてくれた人物」。
ルフィの人格形成に多大な影響を及ぼした人物である事は間違いない。
12年前、海で溺れたルフィを助ける為に海に飛び込み近海の主に左腕を食い千切られたシャンクス。
しかし、ここから数年後に海の皇帝として君臨する程の実力者が、何故ここで腕を失うという失態をおかしたのだろうか?
近海の主を威圧するシャンクスの鋭い眼光を見るに、この時既に「覇王色の覇気」が開花していてもおかしくないし、シャンクス程の実力者なら自身が海に飛び込むより早く主に剣撃を叩き込むことも出来たんではないか。
それがルフィの目の前で腕を犠牲にしたシャンクス。
メタ的な理由としては「当時の担当編集者に1話目のインパクトが足りないと言われたから」と言われている。
これはもちろん、そのシーンを描いた理由の一つだろう。
しかしここで考えたいのは「そこ」じゃない。
メタ的な理由ではなく、漫画のキャラ(シャンクス)の視点で「そうなった理由」を考えたい。
編集者さんからのアドバイスがあったにせよ尾田先生自身がそれを取り入れて話作りをしたのなら、「ルフィの目の前で近海の主に腕を食い千切られる事」を“選択”した理由がシャンクスにはあるんだろう、と。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
シャンクスが近海の主に左腕を食われた理由