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【編集興記】8月は「食品衛生月間」~愛犬・愛猫の食事にも注意をして食中毒を防止しましょう

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日本の夏は高温多湿で、食中毒が発生しやすい時期です。厚生労働省では、食中毒防止や衛生管理を図るため、8月の1カ月間を「食品衛生月間」と定めています。

食中毒というと、飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。普段、当たり前にしていることが、思わぬ食中毒を引き起こすことがあるのです。

食中毒の主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です。細菌が原因となる食中毒は夏場(6月~8月)に多く発生し、ウイルスが原因となる食中毒は冬場(11月~3月)に多く発生します。

細菌性食中毒の代表的な細菌は、カンピロバクター属菌、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、O157などの腸管出血性大腸菌などです。こうした細菌は食べ物に付着して、高温多湿の環境で増殖します。

食中毒予防の3原則は、食中毒菌を「つけない、増やさない、やっつける」だそうです。

つけない=「洗う」「分ける」

まず、調理を始める前には必ず石鹸で手を洗いましょう。手にはさまざまな雑菌が付着しているので、原因菌を食べ物につけないようにします。また、まな板や調理器具は、その都度あらうように心がけましょう。

次に生の肉や魚をつかむ箸と食べる箸は分けましょう。また、保管する場合も、ほかの食品に付いた細菌が付着しないように密封容器へ入れたり、ラップをかけたりすることが大切です。

増やさない=「低温保存」

食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。細菌の多くは高温多湿の環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、-15℃以下では停止します。

生鮮食品や総菜などは、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。ただし、冷蔵しても細菌はゆっくりと増殖するので、早めに食べることが大切です。

やっつける=「加熱処理」

ほとんどの細菌は加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが大切です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

また、まな板や包丁などの調理器具、ふきんにも細菌が付着します。特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから熱湯をかけて殺菌しましょう。台所用の殺菌剤を使用するのも効果的です。

ペットフードの場合は、常温の冷暗所で保管するのが一般的です。缶詰などウェットフードの場合は、一度に使い切らなかったときには、保存容器に移し密閉したりラップをかけて冷蔵庫で保存しましょう。

ドライタイプやジャーキーなどのおやつは、冷蔵庫で保存するのは避けましょう。出し入れする際の温度差で、パッケージ内に湿度がこもり、水滴がついてカビの原因となります。常温の冷暗所で保存し、開封後はなるべく早く消費するようにしましょう。

近年は、手づくり食がブームのようですが、その場合も「食中毒予防の3原則」を守って調理しましょう。ペットも私たち同様に食中毒になります。

調理の前には、しっかり手を洗い、肉や魚、卵などは、しっかり熱をとおしましょう。生食については、米国動物病院協会(AAHA)などが反対する声明を出しています。

声明によると、生肉や生魚は細菌や真菌(カビ)などの病原体に汚染されている可能性があると書かれています。

その多くは、食品自体だけでなく、加工や保存環境によって増殖し、動物や人間に感染する可能性もあります。これらの病原体には、抗菌剤に耐性を持つものがあることも判明しています。

今月だけでなく、気温が高い時期には、家族全員で食中毒の予防に心がけましょう。

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