>>関連記事
長野地裁で23日、東信地方のコンビニ駐車場や商業施設などで業として覚醒剤の密売を繰り返したとして、麻薬特例法違反(業として行う覚醒剤営利目的譲渡)などの罪に問われている、指定暴力団・稲川会系四代目山梨一家幹部で「大林組」本部長・木元貴行被告(45)=長野県佐久市=の裁判員裁判が始まり、木元被告は起訴内容を認めた。
木元被告は、覚醒剤取締方違反の罪で実刑判決を受け、すでに服役している無職・高原詔一受刑者(51)=長野県長和町=と共謀し、2022年8月から同年11月6日までの間、東信地方の飲食店やコンビニの駐車場などで、70回以上にわたり密売を繰り返し、1回あたり0.2グラムから0.5グラムを1万5000円から3万円で取り引きしていたとされる。木元容疑者が覚醒剤の仕入れや顧客からの電話対応を担当し、高原受刑者は木元容疑者の指示のもと、顧客への譲り渡しを担当していた。佐久市や長和町の飲食店やコンビニエンスストアの駐車場で、覚せい剤を販売したとされています。
裁判の争点は量刑で、検察側は、約3か月間にわたって繰り返し多数の客に覚醒剤を密売していたと指摘した。一方で弁護側は、木元被告は借金があった先輩から指示を受けていて、報酬を受け取っていなかったなどと主張した。
県警は、これまでに顧客22人についても捜査している。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
覚醒剤密売事件 稲川会系「山梨一家」幹部の初公判 起訴内容認める