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マクラーレンとメルセデスのダブルネームの「SLR」なら8000万円オーバーの価値は十分にあり! 150台限定の「722エディション」なら安すぎる!?

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伝説の「722」の名を関したモデル

2023年11月4日、RMサザビーズがイギリス・ロンドンで開催したオークションにおいてメルセデス・ベンツ「SLR722エディション」が出品された。今回はいくらで落札されたのか、同車について振り返りながらお伝えしよう。

わずか2台のみが製作された「300SLRクーペ」をオマージュ

世界最大のスーパーカー市場であるアメリカを意識してか、1999年のデトロイト・ショーでファースト・プロトタイプの「ヴィジョンSLR」をワールド・プレミアしたメルセデス・ベンツ。

それはSLRというネーミングからも明らかなように、1955年に登場したレーシングスポーツ、「300SLR」……いや正確にはその後の当時300SLRの開発にあたったチーフエンジニアのルドルフ・ウーレンハートが新たな実験車として生み出し、最終的には公道走行を可能とするまでに至った、わずか2台のみが製作された「300SLRクーペ」、通称「ウーレンハート・クーペ」をオマージュしたモデルにほかならなかった。

ヴィジョンSLRは、2001年にはオープン仕様の「ヴィジョンSLRロードスター」を派生し、その生産化は時間の問題と思われたが、実際に生産型のSLRマクラーレンが誕生するのは2003年11月を迎えてからのことだった。

メルセデス・ベンツ・SLRマクラーレンというネーミングは1990年代半ばからメルセデス・ベンツがマクラーレンにエンジンを供給していたF1の世界をそのまま連想させる、ダイレクトで魅力的なものであり、実際2000年にはダイムラーAGはマクラーレンの株式の40%を取得するに至っていた(後にその提携関係は解消されるが)。

個性的なロングノーズ・スタイルを持つSLRマクラーレンのエクステリアは、現代の目で見てもその魅力は一切衰えてはいない。その基本構造体となっているのはマクラーレンによって製作されたCFRP製のモノコックタブで、その前後にアルミニウム製のサブフレームを接合する。このパッケージをやはりCFRP製のボディで包み込むというのが、大まかなSLRマクラーレンの構造になる。

フロントミッドに搭載されたエンジンは5.4Lのスーパーチャージャー付きV型8気筒。それを搭載するために必要な長く彫りの深いボンネットはまさに目を見張るようなプロポーションだ。イギリス・ウォーキングにあるマクラーレンの工場で驚異的な水準で設計、生産されたSLRマクラーレンは、スーパーカーとグランドツアラーをミックスした究極のモデルとして、最高のパフォーマンス、ラグジュアリー、快適性を誇った。ユニークなバタフライドアにより、駐車時にもそのスペクタクルは持続する。

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マクラーレンとメルセデスのダブルネームの「SLR」なら8000万円オーバーの価値は十分にあり! 150台限定の「722エディション」なら安すぎる!?

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