ドンキホーテファミリーとの闘いを描いた「ドレスローザ編」について、以前こんな記事を書いた。
ドレスローザ編そのものが、「ONE PIECEという大きな物語の縮図」だったのではないか、と。
そこから派生して、ドレスローザ編に登場した「シュガー」が、世界の王「イム様」とリンクしている存在なのではという記事も書いた。
今回も、「ドレスローザ編=ONE PIECE物語の縮図」であるという考察の派生として1つ 記事を挙げたい。
それは、ドレスローザ編に登場した「ジョーラ」の“アトアトの実”の能力の必殺技「命の芸術(ダイイングアート)」にて描かれた「アート」について。
ナミ、チョッパー、モモの助を巻き込み、サニー号の上で「芸術作品」を作り出したジョーラ。
ドレスローザに起きた悲劇を
完璧に表現できたざます!!
ジョーラ曰く、この作品は「ドレスローザに起きた悲劇」を表している、と。
この「ドレスローザに起きた悲劇」とは、10年前にドレスローザに降り立ったドフラミンゴによって、国を奪われたリク王家の悲劇の事だろう。
リク王家側にとっての「悲劇」を、ドフラミンゴ側であるジョーラがそう表現するのはちょっと気になるけど、この「アート」の解釈からまずはまとめてみたい。
① 膝を抱えしゃがみこむ王
② 勝者と敗者
③ 操られる敗者
④ 光を掴んだ勝者
⑤ 片翼
[① 膝を抱えしゃがみこむ王]
中央下に居る「王冠を被っているモモの助」は「王様」を表しているのだろう。
つまりドレスローザに照らし合わせると、ドフラミンゴの策略により国を奪われたリク王だろう。
ドフラミンゴに操られ「狂ってしまった王」として、全ての罪を着せられ、殺されることもなく過ごす孤独な10年にリク王は何を思い考えたのか…その様を描かれているようだ。
[② 勝者と敗者]
背景に描かれている「2つの瞳」
片方の瞳から涙が溢れている事から「敗者」を表し、もう片方は反対に「勝者」を表しているのかな。
その理由は次に。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ジョーラの「命の芸術」は「空白の100年」に起きた出来事をも表す?