街で一目惚れから3年かけて入手したワンオーナーの「AZ-1」は一生モノ
1993年式マツダ オートザム「AZ-1 タイプL」を所有する森慎平さんは、購入直後の事故という試練を乗り越え、現在は亡き前オーナーの想いとともにこの稀少な個体を維持しています。人生初の愛車としてこの「異端のガルウィング」を選んだ理由と、維持に懸ける想いを紹介します。
秋葉原で運命の出会いを果たし自分の足で探して手にした愛車
たまたま歩いていた秋葉原で、停車しているクルマを見て一目惚れ。3年越しでクルマを探し、「名古屋50」という二桁ナンバーでワンオーナーの1993年式マツダ オートザム AZ-1 タイプLを手に入れた森慎平さん。当初はガルウィング、ミッドシップなどのクルマのスペックは知らなかったそうだが、調べていくうちにさらに興味が湧き、学生の頃から始めた貯金を加え、晴れて人生初のクルマとしてこの個体を購入した。
購入に際しては「中古車サイトでは現車の状態がわからない」ということで、AZ-1を所有していない状態でオーナーズミーティングなどに参加してコネクションを作り、そこで出会った前オーナーから譲ってもらったのだという。
足で稼いで手間をかけて手に入れたAZ-1だが、じつは納車の翌日にぶつけられてしまったのだそうだ。幸いフレームなどは無事で修理は可能だったが、1年間は乗れない日々が続いたという。欲しいと思ってから3年、納車してからさらに1年と、合計4年越しでドライブすることができたAZ-1の印象と魅力はどんなものなのだったのだろうか。
「1台目なので正直あまり比べられないのですが、ステアリングのロック・トゥ・ロックも早くて機敏だと思います。ただこの車高なので気にすることは多いのですが、やっぱり走りの楽しさというのはもう段違いという感じですね。魅力はやっぱり異端さというか、そのなかでもやっぱり魅力の一番はガルウィングですかね。希少だし、乗り降りするだけでちょっと気分が良くなります」
いまは亡き前オーナーから受け継いだのは「世界に1台のカスタム」と「クルマ愛」
30年以上前のクルマということでパーツの確保も困難かと思いきや、森さんによるとボディパーツなどを除けば、エンジンはスズキのアルトワークスと共通のF6A型。足まわりなども当時のアルトやカプチーノなどと同様ということで、純正にこだわらなければ意外にどうにかなるのだそうだ。
そういったわけで、ショックアブソーバーなどは社外品を使用。リアフード、エアクリーナー、ステアリングの変更、追加メーターの装着などといったカスタムも加えられている。ちなみにリアフードは、前のオーナーが追加したワンオフパーツとなっている。
「前のオーナーは亡くなってしまったのですが、クルマの透視図を描いている山田ジローというイラストレーターの方で、細部までしっかりこだわっていらっしゃいました。フロントガラス部分にイラストを飾っているのですが、ステッカーの位置などを見てもこの個体のイラストなので、スペシャル感がありますね。事故で直した以外は外観も綺麗に残っているので、持ち続けているかぎり、これを維持するのが私の目標です」
街でたまたま見かけたクルマに一目惚れし、オーナーズミーティングに通い、そこで出会った前オーナーのクルマに対する「愛ある」意思を引き継ぐ形でAZ-1オーナーとなった森慎平さんは、その個体を手塩にかけながらAZ-1との生活を楽しんでいた。
The post 人生初の愛車はガルウィング! 納車翌日の事故を乗り越え1993年式オートザムAZ-1を守る若きオーナー first appeared on AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ).
元の投稿: Auto Messe Web
人生初の愛車はガルウィング! 納車翌日の事故を乗り越え1993年式オートザムAZ-1を守る若きオーナー

